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「アルファーー!!白竜ーーー!!朝だ、起きろ。」
「ん〜?つるぎ〜〜〜??まだ、まだ眠いぞお〜〜〜。」
「NO…。」
「ったくもう…。」
アルファ家の朝。嫁はみな低血圧なので目覚めが悪く、機嫌がやばい。朝食は京介が担当している。はっきり言ってもっと機嫌が悪くなるまで、残り3秒。
「京介〜〜〜〜っ!!!おっはよ〜〜う!」
「アルファ〜〜〜?起きてる?…っう〜〜〜寝顔かわいいっ!!!」
「白竜〜〜〜〜起きないとチュウするよ?」
「「…っおはようございます。」」
この3人が来たとたん、2人はぱっちり目を覚ます。京介は目をぱちくりさせ、ご飯の準備をする。いつもの事なのだがこれにはすぐには慣れない。朝から抱きついてくる3人に3人は自分の必殺技を出す。
「デビルバーストっ!!!!」
「ホワイトハリケーンっ!!!」
「シュートコマンド01っ!!!」
「「「ぐふっ」」」
毎日の日課である。
「もうっ京介ったらツンデレなんだからっ」
「もう一回やられたいか?」
「すみませんでした。」
「よろしい。」
この2人はもともとリア充で、まわりからも公認カップルなので、あまり回りを気にしない。ここらへんはお分かりだろう。
「アルファ〜〜〜チュウしていい?」
「NO.」
「つめたいよ〜〜〜」
「…。」
この2人は最近できたカップルで200年後の未来から来た人たち。そんなことを言っていたら、周りからみたらただの、イタイ人だろう。
「チュウ!チュウ!」
「うるさい。」
「え〜いっ」
「わっ」
この後はご想像にお任せします。
この2人はゴッドエデンでカップルになったシュウ=ロールキャベツ系男子なので、連れまわされている白竜がかわいそう。