BOOKLONG

□唐突
1ページ/1ページ




気が付けば、私の体は浮いていた。


下へ落とされる…
   そんな、感覚。
   そんな、感じ。


落とされた。


   それが、答えだった。



様々な記憶が蘇る。

騎士学校。

先生。

スカイロフトの人達。



そして、


ゼルダ。



私は、呼んだ。

私の紅い、ロフトバード。

ずっと一緒だった…

守護鳥。



だけど、来なかった。



「裏切った。」


私の中の、

脳内に、その言葉が残った。

初めて、涙を流した。




墜ちる。

落ちる。



おちていく…



私は、そこで、

気を失ってしまった。









(おとしたのは、だあれ?)



[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ