BOOKLONG
□唐突
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気が付けば、私の体は浮いていた。
下へ落とされる…
そんな、感覚。
そんな、感じ。
落とされた。
それが、答えだった。
様々な記憶が蘇る。
騎士学校。
先生。
スカイロフトの人達。
そして、
ゼルダ。
私は、呼んだ。
私の紅い、ロフトバード。
ずっと一緒だった…
守護鳥。
だけど、来なかった。
「裏切った。」
私の中の、
脳内に、その言葉が残った。
初めて、涙を流した。
墜ちる。
落ちる。
おちていく…
私は、そこで、
気を失ってしまった。
(おとしたのは、だあれ?)
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