弾丸論破

□冬彦坊ちゃんとお昼寝
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『冬彦ー!どこー』


島の中央で大声をだして叫んでいるあいつは極道だと知っている俺に懐いている


そんなあいつに恋をした俺はペコに相談しながらもやっと告白をした


あいつは快く受けてくれ今では恋人になった


「そんな大声出さなくても聞こえてるっつーの」


『冬彦いた!』


「でてきてやったんだよ」


子供みたいに無邪気に笑うこいつにいつの間にか惚れ一緒にいるのが当たり前になった


隣にいるだけで落ち着く、それでも胸の鼓動音は近くにいると激しくなる

それはどれだけいても変わらない


『冬彦冬彦ー』


「なんだよ」


『呼んだだけだよー』


「そうかよ」


それだけいうと寝転がるこいつを緩んだ表情でみていると下から思いっきり引っ張られた



「うお!?」


『へへー冬彦ー』



「おまえっいきなり危ないだろうが!」


『一緒にお昼寝しようよー』


「こんなところでか?」


寝顔とかほかのやつに見られちまうじゃねーか・・・


いや、別にこいつの寝顔をほかの奴に見られたくないとかそういうのじゃねーからな!

本当だからな


こいつと付き合って自分がどれだけ独占欲の強い男かっていうのがわかり、少し気恥ずかしかったりする


『だってお日様気持ちいーぃ・・・・』


「おい、もう寝たとか早すぎるだろう」


座っていた身体を寝転ばせ隣で眠る愛しい存在を見る



「好きだぜ・・・」



そういって俺は暖かい日差しに眠気を誘われ目を閉じた



『私も好きだよ冬彦〜』

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