*Dream*
□わかってるけど。
2ページ/6ページ
「やっほ!高尾、元気?」
「元気だけど、名無しさんちゃんがギューってしてくれたらもっと元気になr「高尾!!!」
高尾に一括いれる真太郎。
そういうのを見ると、あぁ真太郎は私のこと好きなんだな、って思う。
けどたまには態度じゃなく、言葉で言って貰いたいとも思うもので。
言わぬなら、言わせてみよう、好きだよと!
「ねぇねぇ、私のこと好き?」
「俺は、名無しさんちゃんの事大好きだぜ!」
「高尾、ちょっと黙って?」
「え?」
「私は今、真太郎に聞いたんだ、だから高尾は黙ってろ。」
「・・・はーい」
「で、真太郎。私のこと好き?」
再び真太郎に向かい、同じ質問をすると真太郎は目をそらした。
そして私に向かい言った言葉は、とても冷たかった。