*Dream*

□あなたの言うことは。
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いつも通り、私は彼氏である赤司 征十郎と仲良く登校していた。

私は朝から手を繋いで征十郎といられるのが嬉しくて、ずっと頬が緩みっぱなしだ。

そんな幸せ気分で歩いていた時だった。

「あ、名無しさん。今日一日誰とも喋らないで」

征十郎から突然落とされた、絶対命令。

ビックリして固まってしまっていたらしい。

名無しさん?と顔を覗きこむ征十郎。

『あっ!ごめん!』

私は慌てて返事をする。

征十郎は、そんな私を見てクスリと笑うと、綺麗な笑顔を浮かべる。

そして確かめるように、もう一度。
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