黒子のバスケ<短夢>

□進路先
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高校生活も残り半年となった


今日の授業は進路の事
ワシは大学を受ける予定や
クラスおんなじ彼女の瑠那は何処行くんやろか


「瑠那って進路どこいくんだ?大学?専門学校?就職?」


諏佐に先を越されてしもうた

ま、えぇは聞けるし


『私は進学だよ。でも行きたい大学なくて』


「なんやまだ決まってへんのかいな」


ワシはてっきり決まってるんやと思とった


『そういう翔一は決まってるの?』


当たり前やなんて言ったけど決めたんついさっきやけどな(笑)


『何処行くの?』


「東大や」


は?


『ちょっと待て!!翔一が?東大!?』



なんや馬鹿にされた


それもそうやなぁ
ワシは瑠那みたいに学年トップやない
ベスト10くらいの位置や
でもワシでも勉強すれば入れるレベルやて進路指導の先生も言うてくらはったから受けるだけや



『翔一が本気で受けたいなら私勉強くらい教えてあげるよ』


「ホンマか!?」


『うん。その代わりに私が行きたいって思うような大学探してくれたら』


なんや簡単な…
ってある意味難しいわ
瑠那の進学先を見つけるて

「なんかやりたい事とか、職業とかはないのか?」


流石や諏佐!!


真剣に悩む彼女は


『一時期思ってたのは、医者か弁護士か考古学者か外国のお偉いさんかな』


なんや一応あるやんか


「何が一番楽しそうとかないんか」


『ないかな〜どれも楽しそうだし』


そうか…


「なら今吉と同じ大学行けば?」


『はぇ?』


「そうしぃ、ならワシも安心やわ外国の大学行く言われたら心配でたまらんからな」


『外国の大学…ハーバードかオックスフォードかプリストンかスタンフォードかケンブリッジかな?世界トップ目指そうかな!?』


なんか言いよった!!
世界トップ!!

ワシの脳を遥かに越えとる偏差値90レベル!!!!


『決めた!私ハーバード大学行く。ハーバードの法学科行く』


もうアカン
これはヤバいで


「決まったら先生にプリント提出しないとな」


『うん』



プリントに大学名を記入し先生に出しに行く瑠那



「瑠那…」

『何?』

「向こう(アメリカ)の大学行ってもワシは瑠那を手放す気なんかないで」

『そんな事知ったことでしょ』






それからワシらは各大学の試験を受け
全員見事合格し
ワシと瑠那が2人一緒に居れるのは来年の8月までとなった



ーーーーENDーーーー


なんかスイマセン
本当にスイマセン



もっと今吉さん磨きますw

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