Challenger!!

□3挑戦:Don't love me ...?
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「某はっ……何を話せばいいんだよ?」

「先行き不安だな、フロイライン。君の個性を某という殻で潰すことはない!!……と、言うことで某はもう言ってもいいかね?あの腹黒騎士は卵生に二人もいらない。もちろん、今いる騎士もいらない!!」

「あー!!待て、待て!!お礼はするから助けて!!その腹黒騎士に『あはははっ、君って頭悪いね。馬鹿だよ、馬鹿。母親のお腹の中に大切なものを忘れてきたんじゃないの?戻ることなんてできないから、今すぐにどうしようか考えようぜ』って言われたんだよ!!たかが水鉄砲で水をかけただけなのにさ!!」

「某より騎士のまねの方がよくないか?まあ、選択は間違いだが。
水鉄砲など子供みたいに無邪気な武器だ。それでは騎士に打ち勝つのは難しい!!某のこの硫酸を水鉄砲に入れてみるといい!!」

「いやいや、そんなに嬉々として渡さないでくれよ!!化学の実験で塩酸をカルメヤキの材料に混ぜたぶきっちょだ!!………」

「フロイライン、泣かないでおくれ。化学ができなくても生きているウサギはいるぞ。三月ウサギとか白兎とか三月ウサギとか白兎とか三月ウサギとか」

「人間がいねえじゃん、畜生!!腕力じゃ勝てなくても口で勝てるようになりたいよ!!エースとかエースとかエースとかハンプティ・ダンプティとか」

「某を騎士と一緒の部類に入れないでおくれ。この世界にいるのだからフロイラインも生きていける。自信を持て、愛しきフロイライン。アリスのような余所者でなくとも君は愛しきムツキ嬢だ!!
………おや?そろそろ、時間だ。帰るとする」

「あれ?ムツキ、その男装した女って誰?異質な女は女王陛下だけでいいと思うぜ」

「………ぎゃああああぁぁぁぁぁ!!出たああああぁぁぁぁぁ!!」

「ムツキ嬢、頑張りたまえ。某は心から応援しよう。

さようなら、時計のような心臓のお嬢さん

某は君のゲームにはいないが、愛しているよ

そして、見知らぬ騎士

くたばってしま……ごほん、忘れてくれたまえ」

「………帰っちゃった、卵だけに。ぷぷっ………っ」

「日本人だけにしかわからない冗談とかセンスのない冗談はやめようぜ。痛々しいから。
それはそうとムツキ、まだ話し合いが終わってないのにどこに言ってたんだ?あはははっ、俺はすごく探したぜ!!」

「ぎくり…………逃げるが勝ちー!!Good-bye!!」

「あっ、待てよ!!」

「グレイ、助けてー!!」





君と僕と誰か。
憧れている誰かになりたいオレ。
でもまだ、自分を知らない。






「誰だか知ってた気がするんだけど……」「気になるなら手を放し、答えを探しにいけ!!」
(奇跡の出会いにチャレンジ!!)





 

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