Challenger!!

□2挑戦:If I could fly the sky ,,,
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「はい、ダーイブ!!」

「あはははっ、君ってば余裕だな?。崖から落ちているのにさ。実はこうゆうの大好きだろ?駄目だぜ。一っっっ応、女の子なんだからさ。傷物になったら取り柄ないぜ」

「うるせー!!前半はまだ許せるとして後半は何だ?れっきとした女の子だ!!セニョリータだ!!他なも取り柄くらいあるわ!!例えば………え?……なんかあるさ!!」

「あっ、そろそろ着くぜ……地面に」

「って、なんのコメントもなしかよ!!エリオットなんていちいち構ってくれたのにさ!!
アリスとの時は水へダイブなのに、なんでオレとだと地面に命がけディープキスしなきゃならないんだ?」

「じゃあ、俺とキスする?」

「誰がするか!!そんな貞操がけの虫歯菌を移す行為!!ってか、そこだけ生き生きとすんなあああああ!!……………し、死ぬかと思った。って、地面じゃなくて木に引っかかったし。嘘をついたな。ムツキ、ショック」

「俺が頑張って落ちる場所を変えたのに、ひどいじゃないか。抱き付いてキスの一つでもしてくれよ」

「寝言は死んでから言ってくださいませ、騎士様」

「寝言は寝てからじゃないのか?あはははっ、君ってば馬鹿だな?生きている意味ってあるの?あっ、馬鹿なムツキに哲学的な答えは求めてないからな」

「ああ、うるせえ。オレはもうお前なんかと遊ばないからな。って、ことで手を離せ。腰と頭にある手を離せ。こんな所からさっさと降りて癒されてくる」

「え?俺とのことは遊びだったの?俺はいつだって本気なのにさ……」

「嘘つけ。……あのマジで離してください。服の下から手を出してください。ビバルディとかエリオットとかグレイにチクるぞ、わりゃ」

「俺の前で他の男の名前を出すの?いい趣味してるな?。
まっ、からかうのはこの辺してあげる。でも、本当に離してもいいのか?ここ、結構高いぜ」

「からかってたのかよ、畜生。………え?……ぎゃあああ!!離すなよ、離さないで!!高い、高い!!」

「さて、俺はそろそろ降りるか、一人で」

「待って、待って。高所恐怖症オレを放置しないで!!」

「ははっ、冗談だからそんなにしがみつかないでくれよ。
ほら、泣かない、泣かない」



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