三國

□藤の華
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今、孫呉では様々な改革が行われている。

孫堅様が亡き今は息子の孫策様が総大将として孫呉を支えておられている。

その孫策様が第一の改革として土地を開拓し、新しい河を造ろうと私に相談をしてきたのだ。


勿論その考えはとても良いと私も思い、了承した。




だが……


「おっしゃ!!!!んじゃ皆でやっていこうぜっ!!!」

「おおー!!!!!!」



孫策様は皆、で河を造ると言ったのだ。
勿論、皆で造る事は私も理解しているし沢山力があった方が作業も速く的確になる。

それはいいのだが……




「おう、お前はここな。
…あーっと!!違うって、お前達はこっちの仕事だ。」


孫策様はとてもお優しい。

一人ひとりの武将の奴等に話したり、民とも会話をしていて私とはあまり話す機会が少なくなった。

いや、無くなった!!



きっと孫策様は悪気は無いのだがこちらとしては結構こたえる。


しかし、孫策様と私は特別な関係なので
その……私とは、恋…人…の関係なので…




ー少しは話をしたいものです。






なんて、重い考えでしょうか?
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