兄×ボクSS

□自己紹介でもしますか。
2ページ/3ページ


「どうしたんだ!?羅蜘蛛君!」

凛々蝶がびっくりして俺にしゃべりかける。

「許しませんっ!お兄ちゃんは絶対に許しませんからね!」

「どうしたの、沙紀兄。」

可愛い俺の残夏がしゃべりかける。

「そりゃあ、こいつが残夏の主人っていうことを許さないって言ってんだよ!
こんな可愛い可愛い残夏と同じ階にいたりしたら絶対に残夏を襲いたくなってしまうにきまってる!
俺は襲うね!ぜった「なに言ってんですか!」

あ‥‥、海里怒ってる。

「いや、だって男はみな獣だよ!?例えあの卍里だって例外じゃない!
そんな獣と残夏を一緒にすると思うと俺夜も眠れねえ!」

うん、俺は正論を言った!

「それを考える沙紀様が一番の獣です!」

そのとおりですけどなにか!?

「まぁまぁ。沙紀兄も落ち着いて。かいりたんも。
沙紀兄、べつにボクは大丈夫だし襲われたりしないから安心して。
かいりたんも沙紀兄のことよろしくね?」

俺に微笑みかける残夏。

「ざんっ「残夏様!なんであんな馬鹿の弟なのに何故こんなにも美しく、お優しい方なのでしょう。
兄弟の片方がダメと片方がよくなるとは本当だったのですね。」

俺が残夏の手を握ろうとした瞬間、海里が俺を押し倒し、残夏の手を握って残夏を見つめている。

「おい、海里!残夏は俺のものなんだよ〜!」

そう言った瞬間

「沙紀さん、それは聞き捨てならないなぁ。」

と連勝。

「残夏は俺のSSだ〜!」

と卍里。

もしかしてこいつら俺の残夏を狙ってる!?



かくして、残夏をめぐるバトルは幕開いたのでした。











next→あとがき
次へ
前へ

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ