兄×ボクSS

□自己紹介でもしますか。
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「と、いうわけで自己紹介いってみよう〜☆」

場をしきっちゃう俺、すごい?

「元気な人だな‥‥。」

4号室の女の子がいう。

「それでは、俺から!
俺の名前は羅蜘蛛 沙紀、鬼蜘蛛の先祖返りだ!
今日から5号室の住人です、よろしくヽ(^0^)ノ
年は25歳です。まだまだ若いよー!
ついでに俺のことは沙紀とか沙紀様と呼んでくれ(キラッ
あっ、残夏はお兄ちゃん、とか沙紀兄と呼んでくれたらお兄ちゃん嬉しいな♪」

残夏の方に視線をおくる。

「うん、分かったよ。沙紀兄‥‥でいいのかな?」

首を傾げて言う姿はまさに天使!

「マイ スウィート エンジェル!
写真撮っていいですか!?」

「いや、遠慮するよ。」と笑って拒否られた。
まぁいい、さっきの可愛いエンジェルは俺の中のフォトフレームに永久保存さっ!

「御狐神君、夏目君がめずらしく困っているぞ。あの夏目君を困らせるなんて彼は本当になにものだ!?」

「僕も、夏目さんの困った顔をあまり見たことがありません。
きっと羅蜘蛛さんのあのテンションについていけないのでしょう。」

哀れ、夏目君。

「次は僕でいいですかね?
僕は狐宮 海里、妖狐の先祖返りです。沙紀様のSSとして5号室に引っ越して来ました。年は15で高校1年生です。」

おー、きちんとしてんなぁ。

「妖狐、ということは御狐神君と同じ‥‥?」

「いえ、多分そちらの方とは違うタイプです。僕は一尾のなので変化ぐらいしかできません。」

「‥‥そうなのか。まぁ僕は4号室の白鬼院 凛々蝶です。」

へぇ〜凛々蝶っていうんだぁ。白鬼院っていうことは鬼の先祖返りか。

「僕は凛々蝶様のSSの御狐神 双識と申します」

御狐神、九尾の妖狐か。ていうかコイツから俺と同じにおいが‥‥!

「俺は、反ノ塚 連勝です。3号室です、よろしく〜。」

一反木綿の黒い布だ。これはどっからどうみても一反木綿の先祖返りだ。

「こいつのSSの雪小路 野ばらよ。」

雪女の先祖返りですね、はい。

「わたし髏々宮 カルタ。2号室の‥人、守ってます‥‥。」

がしゃどくろの先祖返りかぁ、はじめて見た。

「俺は1号室の渡狸 卍里、不良だぜ!」

こいつ狸の先祖返りか‥‥ってこいつさっき残夏をよびすてにしてたやつ!

「最後はボクだね☆ボクの名前は夏目 残夏、渡狸のSSさっ!」

にっこりと笑う姿キュート!

‥‥いや、ちょっと待てよ。
渡狸のSS?

「はぁぁぁぁぁぁ!?俺の可愛い可愛い可愛い‥‥(略)残夏が誰かのSSをやっているなんて‥‥」

ショック!!
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