兄×ボクSS

□ここは「妖館」
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ここは妖館
 
先祖返りたちが集う最高セキュリティーをほこるマンション

「ここが妖館かぁ‥‥。デカいなぁ。お前もそう思うだろ、海里?」
 
「そうですねぇ。沙紀様早く行きましょう!」

「あー、うん。」

「どうしたのですか?会いたい方がこの妖館におられるのでしょう?」

「そうなんだけど‥‥。緊張?そう緊張してるんだよ、俺!」

「大丈夫です。沙紀様の辞書に緊張という文字はありません♪」

「ひっど!俺泣いちゃうよ!?」

「本当のことですから‥‥ねぇ?」

「あー、はいはいそうですか!なに、このSS!主人の生活サポートするどころか主人の心をキズつけてるよ!?」

「ボクは沙紀様の母となり、父となるためにSSになったのです。」

「なにこれ‥‥。年下のしかも高校生の子どもにこんなこと言われる俺って‥‥「駄目な大人ですね」やめてぇ〜!これ以上俺のピュアな心をキズつけないで!」

「さっ、無駄な話してないで早く行きますよ?」

「俺はその無駄話で心ズタズタなんだけど‥‥。」

そんな話をしながら妖館へと入って行く一人の男と一人の子ども。

はてさて、彼らはいったい何者なのでしょうか?








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