ソウルイーター 短編

□ウサギ
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「ねぇ、ソウル」



部屋でまったりしてたら、さっきまで雑誌を読んでいたナツメが後ろから抱きついてきた。



「どうした?」



「んー?なんとなく!」



「なんだそりゃ」



ナツメはそう言ってるが…
俺には分かる。



「構って欲しいのか?」



「う、なんで分かったの?」




そりゃあ、

 

「さっきから俺の方をチラチラ見てたしな。」



「気づいてたなら構ってよ…」



そう言いながら、俺の首もとに
顔をうずめてくる。



「すぐ構ったらつまんねぇだろ?」



しばらくほうっておくと
こうやって自分から近づいてくる。


それがたまらなく可愛い。



「よっ、と」



後ろから抱きついているナツメを正面に向かせ、俺の膝の上に座らせる。



「なにしてほしい?」



「え、」



「構ってほしかったんだろ?」



そう言ってやると、顔を赤くしながら





「…いっぱい、ちゅーしてほしい」




「はいよ」




ナツメの唇にキスを落として
そのまま舌を割り込ませる。



「ぁ、んん、…はぁっ」




「ん、」



ナツメの唇から、いやらしい声が漏れる。







(罠にかかった寂しがりなウサギ)



(これは、止まれそうにねぇな)

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