お題小説
□さよなら、僕の帰る場所。
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年齢操作。成人してますですはい。
それでも良い方はどうぞ↓
竜持が結婚する。
その知らせを聞いたのはつい一昨日。
一昨日、まで俺と竜持は兄弟の境界線を越していた。
結婚に持ち込むまで、彼女を裏切り続けたも当然な竜持を見て、俺は少し悲しくなった。
また俺をすきだのなんだのとほざく様になったらどうしようと、考えたのだ。
けれどそれはないとついさっき思い知った。
彼女といる、竜持はとても幸せそうだった。
否、幸せだと思う。
今日は竜持とその彼女と、で出かける予定だった。
待ち合わせの場所へ行くと竜持と彼女がいた。
声をかけづらい。
だって二人共幸せそうだし。
俺なんてはいったら邪魔なだけじゃないか。
そう思っていると、竜持と目があって手招きと同時に、名を呼ばれた。
「凰壮くん。」
俺は今どんな顔をしているだろう。
笑えているのか?竜持はとびきりの笑顔だ。
俺が少し目を伏せたと同時に高い声が鼓膜へと届いた。
「あら凰壮くんじゃない。こんにちわ!」
竜持の彼女、だ。まぁ婚約者だけど。
十分可愛い。
「あ、こんにちわっ」
俺は慌てて、挨拶をする。
ぺこり、と頭を下げた。
「ああ、そういえば君とは久しぶりでしたね。だから緊張してるのかな、」
竜持が彼女へと笑いかけてそういった。
別にそういうわけじゃない。
この人と付き合ってる竜持と交わったりと恋人「ごっこ」をしてしまった罪悪感があっただけだ。
そこに頭に何かが乗せられた。
「あらあら、緊張なんてしなくていいのよ?」
なんだろう、とおもい、顔を上げれば
竜持の彼女が俺の頭を撫でていた。
「あ、いえ・・・・」
そして竜持彼女の手が離れた。
なぜか、嫉妬心に駆られた。
なぜ?俺は竜持を祝いに来たのではないのか?
帰りたい、そう思って竜持に告げようとする。が、
「りゅ「竜持くん!」っ・・・・」
竜持の彼女と声がかぶった。
それ以上は、何も言えなかった。
遮られた言葉は、空気に溶け込み、
竜持に届くことはなかった。
前を見れば、幸せそうな二人。
羨ましいな。俺の場所だった竜持の隣。心が通い合った「好きだ」と伝えられた日からは俺の場所だった。よく笑いあったものだ。
泣いたりもしたし、怒りもした。
それは常に竜持の隣だった。
今考えれば俺の帰る場所は、たった一つだったのだ。
それは竜持の隣。俺の帰る場所。
けれどそれはもう婚約者という立場の女(ヒト)のもので。
伸ばした腕はもう届かないことをしった。
あの時、言えばよかった。
「俺を選んで」、と。
不意に言葉に出してしまった。
口元を抑える。普通の人には聞こえないだろうが、竜持は違ったみたいだ。
それに振り向いた竜持は少し泣きそうな顔だった。
そして口パクで
「いまさらですか、酷い弟(ヒト)ですね。」
と伝えられた。
俺はそれに答えるように、
「・・・・・幸せにな。」
といって笑った。
そして俺は二人に背を向けた。
もう二度と手に入らない場所をこれ以上見たくはなかったから。
それに、もう竜持に最低限会うことはないだろう。
でも今日あえてよかった。
だから俺は密かに竜持「だけ」に手を振ったのだ。
「さよなら、僕の帰る場所。」
END(やばいです。やばいですよはいw
何が書きたかったか、分からなくなった・・・・ェ。まぁ、結婚しちゃう竜持と一昨日までは恋人(本命)で。一昨日の夜、明日彼女(2番目)と婚約をしようと思う、という竜持を引き止められずに、後悔した凰壮くんですはいw説明さえも意味がわからないよ・・・・。
まぁ、で結果的に竜持はまだ凰壮が好きなんだけど、凰壮は竜持への思いを断ち切ることができたってところですかね?wそれで竜持は幸せに・・・みたいな感じでwはいいみがわからないですね!すみません・・・・では最後までお付き合いしていただき、ありがとうございました!今度とも宜しくお願いします。)