転生先は…ヘタリアの世界!?
□序章T
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……ここはどこだろう?
気がつくと私は一人で倒れていた。周りを見渡すと、そこは何もない真っ白な空間だった。取り敢えず、何かないか見るために体を起こしてみる。
『痛たたた…』
どこかでぶつけたのだろうか?頭がガンガンする。 まだはっきりしない頭で何があったのか考える。しばらくして、カチッと頭の中で全てのパズルのピースがはまる音がした。そして私は全てを思い出した。ああ、そうだ私は…
『私は死んだんだ…』
何もない空間に少女の澄んだ声だけが虚しく響いた。