転生先は…ヘタリアの世界!?
□1章
2ページ/3ページ
ドイツさんがふるふるしてきました。しかし、騒ぎが収まる気配は全くありません。
私『(まずいかも…)ねぇ、ロマーノお兄ちゃん。』
ロマーノ「?何だ?」
私『耳ふさいでた方が良いよ。』
ロマーノ「は?」
私『私の予想では、もうすぐドイツさんの堪忍袋の緒が切れると思うんだ。』
ロマーノお兄ちゃんは一瞬「何を言っているんだ?」という顔をしたが、少しして私の言葉の意味が分かったように「ああ。」と言って耳をふさいだ。
イタリア「ヴェ〜?なんで兄ちゃん耳ふさいでるの?」
ロマーノお兄ちゃんが耳を塞いだのを不思議に思ったヴェニスお兄ちゃんが話し掛けてきた。
私『ヴェニスお兄ちゃんも耳ふさいでた方がいいよ。』
イタリア「ヴェ?なんでなんで?」
私『えーと…すぐに分かるよ。』
イタリア「??分かった〜♪」
そう言うと、ヴェニスお兄ちゃんも頭に?を浮かべながらも耳を塞いだ。そして私もそれに習う。
私(ドイツさんが怒鳴るまであと……3、2、1、0!)