リリカルな裏話 A's
□第３話 計画遂行
2ﾍﾟｰｼﾞ/9ﾍﾟｰｼﾞ
フェイト side
いないのかな？
「・・・」
「フェイトちゃん？」
「あ、ごめんね。なのは」
「・・・レイスくん？」
「うん・・・」
昨日から帰ってきてなくて・・・仕事が忙しいみたい
教室にも来てなくて、心配・・・
―キンコーンカーンコーン
あ、鳴っちゃった・・・
＜フェイトちゃん！フェイトちゃん！＞
あ、なのは
＜どうしたの？＞
＜タクヤくんに聞いてみたらどうかな？＞
そっか、タクヤがいる！
＜うん、ありがとう聞いてみるね＞
＜タクヤ＞
＜ん？ああ・・・フェイトか＞
＜あの、いきなりごめんね＞
＜いや、いいぞ。で、なんだ？＞
＜あの・・・レイスのこと知らない？＞
＜ああ、レイスはちょっと『闇の書』のことで調べてるぞ？＞
＜そうなんだ、ありがとう＞
＜・・・いや、いいぞ？無理すんなよ。お前のせいじゃねえし気にすんな＞
＜うん、分かった＞
それで私は念話を切った
レイスはタクヤがああ言うから問題ないと思う
大丈夫だよね？
それに、タクヤって怖い顔してるけどレイスやなのはの言う通り優しいんだね・・・
side out