リリカルな裏話 A's

□第2話 傷ついた戦士
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「お嬢様ー」

「あ、一樹くん!ごめんね、置いてきちゃって」

「いえ、構いませんが・・・ん?」

車椅子?

ああ・・・この方と話されていたのですか

同い年くらいの子ですね、可愛らしい方ですし・・・お嬢様が一番ですが


「あの・・・」

「はやてちゃん、この人はね」

「水戸瀬一樹です。すずかお嬢様の執事をしています、一応お嬢様と同い年です」

「あ、八神はやて言いますぅ。えっと、私も同い年です。えっと・・・一樹くんでええかな?」

「構いませんよ。私は・・・はやてさん・・・とお呼びしても?」

「構わへんよ」

そのようなやり取りをしてると視線を感じる

そちらを向くとお嬢様がニコニコしていました

多分、仲良くなったのが嬉しいんでしょう





にしても『八神はやて』って・・・・




―『はやての料理はマジうめぇ〜んだぜ』


―『一度八神家の夕飯食べに来いよ〜』




親友の一人である、アホの顔が浮かんだ

・・・まさか・・・ね

いやいや、そんな偶然


―チラッ


はやてさんが借りてる本→料理本

・・・こんな偶然あるんでしょうか?



「あの・・・はやてさん?」

「はい、なんでしょう?」

「つかのことをお聞きしますが、あの桜井ユウヤをご存知ですか?」

「ユウヤくん知ってるよ、私の家族やもん。一樹はなんで知っとるん?」

「いえ・・・ユウヤとは親友ですし」

「あ、そうなん!!」

「??」

お嬢様わかってないですね・・・


「えっとな、すずかちゃん。私の家族にな桜井ユウヤくんって言う同い年の男の子がおるんよ」

「私はユウヤとは仲の良い、というか親友ですね。ちなみにタクヤ、レイス、ライトも彼と友人ですよ」

「そうなんだ〜」

「へぇ〜世間は狭いもんやな〜」


結構私もはやてさんと意気投合して



そんな世間話や



「料理はほぼ毎日やってるなぁ〜」

「すご〜い。私、土日しかしないよ」

「お嬢様でもするん?」

「私と一緒にするんですよ」




料理の話や





「あ〜その話ええ話やよね〜」

「うんうん。騎士がカッコいいだよね」

「・・・一樹くんのは」

「学問のす○めですけど?」

「真面目やな・・・」

「本当にそれ好きだね」






本の話をしていたりしました











「じゃまたなぁ〜すずかちゃん、一樹くん」

「うん、またね」

「ええ、また」

はやてさんは二人の金髪とピンクの髪の女性に連れられ帰っていった

何か人と違う雰囲気を感じます
魔力値も結構ありますね…

厄介なことに巻き込まれているような気がしますが、気のせいでしょう




「私たちも帰ろう?」

「車呼びますか?」

「ううん。その・・・」

「はい?」

なんでしょう?手をもじもじさせて?


「二人で帰りたいなぁ〜って///」

「///あ、はい」

嬉しいですね・・・こういうのって








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