リリカルな裏話

□始まりの物語 ライト
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ー第1管理世界 ミッドチルダ


「ライトも地球へ行くんだよな。」

「ユウヤも行くのか。奇遇だな。」

茶髪の少年ユウヤと、金髪の少年ライトが話をしていた。

ちなみにここは時空管理局本局の廊下である。

「一樹もタクヤも行ってるよな。」

「レイスだけか・・・ミッドに残るのって」

6歳の時から一緒に管理局勤めている3人の親友のことを話す。

「残念だなぁ〜みんなで学校行きてぇーのにさ」

「しかたないだろ?幼馴染といるって言ってるからさ」

「まぁな」

ライトは残念そうな顔をする。

「そういや、ライトって親があっち出身だっけ?」

「あぁ父さんがね。社長ですげぇ金持ち」

「マジか・・・」

「オレは親が居るから行くけど、お前は?なんで行くんだ」

「任務だよ。ロストロギアを持ってる同い年の少女の監視。」

「女の子の監視?・・・おいおいまさかストーカーみてぇなこととかすんのか、やめろよそんなこと」

「しねぇよ!?俺をどんな人間だと思ってんだ?」

「ジョークだよ、ジョーク」

「今、目がマジだったよ」

ライトは少し目を泳がせてから

「まぁそれはおいといて、ユウヤどこに住むんだ?」

「その子の家、あの子1人らしいんだ」

「・・・まぁいろいろあんだろ?何もオレは聞かねぇから」

「ありがとライト」

「気にすんな、オレらだちだし」

そう言いにっとライトは笑った。

つられてユウヤも笑い、2人はしばらく笑いあった。

「俺こっちだから」

「そっかじゃオレはこっちだから」

2人は向き合い

「じゃあ、あっちで」

「おう!あっちでまた」

2人はそれぞれ別の方向へ歩いていった。
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