置き詩

▼書込み 

06/26(Mon) 22:48
ドラマチック・シネマ
麗流

愛する痛みを抱えて
失った代償さえも
どうでもいいほどに
貴方を狂おしいほど
私は求めていました
でも貴方は私を選んでくれない
憎かったけれど
貴方はあるときに
それは私を手に入れる罠だった
それでも憎みきれなくて
また貴方に溺れました
貴方は私をきれいという
その白は貴方の色
罪だとか罰とか
私は恐れはしない
私が貴方をおもい
貴方が私を愛するなら
私は泡に溶けるまえに
救いあげられる
口付けは毒より重い
それでも貴方中毒
私は貴方以外選べない
貴方しかみえない
だから白いユリを
貴方色に染めて
純潔は真実の愛には
その色を歪めない
小説よりも奇っ怪な
シネマのような創作ではない
貴方と歩むオリジナル・シネマ
描き続けよう物語が終わりを迎えても
永遠に恋は語られる激情の月の女神の瞳のように
あなたに狂った純血の花を捧げましょう
紡いでいきましょう

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