ご夫婦の部屋
□パパラッチ
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『あーやっぱり、プリンも買えば良かったー』
『何言ってんだ、ダイエットするんだろ？我慢我慢。』
『うう……』
『まあダイエットなら手っ取り早く、運動するのが効果的だと思うけどな。』
『運動？そんな暇ないよ。』
『あるだろ、…ベッドの上でもできる運動。』
『……え？』
『あ、今、エッチなこと考えただろ？俺はストレッチとか筋トレって意味で言ったんだけど？』
『……っ、バロのバカ！絶対わざとだろ！今の言い方！』
『まあまあ、怒るなよ。でも、そんな期待されたら、答えないわけにはいかないよなー。早速今夜協力してやろっか？』
『は？なに言ってんの？！やだよ、つか、今日部屋別じゃん！』
『だから、部屋代わってもらうとか。』
『無理！お断りだよ！大体協力とか言って、バロがしたいだけじゃん！』
『そうだよ、したいよ俺は、いつだって。お前は？そうじゃないの？』
『……そりゃ、俺だって……』
『…………』
『…………』
『なあ、サンドゥル、キスしたい。それくらいならいいだろ？』
『え…今？…ここで？』
『うん。』
『誰かに見られたら…』
『大丈夫、誰もいないよ。』
『でも………んっ、ちょっ……ん、んんッ』
『……ン……サンドゥル…』
『…んぅ…ふ…バロ……ッ』
『……ん、は……』
『ンあ……ダメ、ダメだって、これ以上は…』
『ん……分かったよ。続きは楽しみにとっておくよ。その代わり次は容赦しないからな。』
『バカ……』
『行こ、みんな待ってる』
『うん…』
そのまま二人は、俺たちの前を通り過ぎて、部屋へと戻っていった。