短編
□ありがとう
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日付がかわり、1時を過ぎた頃
遅いなぁ....
真選組の皆がここを出てから何時間たっただろう
誰も帰ってこない。
いくら待っても、帰ってくる様子はない
『どうしよう...』
近藤さん達が出掛けていった先は教えてもらったけど、ここからではかなり遠い。
一応免許とバイクもあるし、行けないことはない。
けど...行っていいのだろうか...
『...いや..迷ってる暇なんかない、行こう』
そう決心し、私は真選組をあとにし、バイクを走らせた
† † † †
バイクを走らせて数時間
何やら前方に目映い光があった
『...爆発...?...あっ!!』
電車の線路の先の方で爆発がおきていた
恐らく、真選組の皆が乗っている電車の線路だろう
近藤さんは...
真選組の皆は....
...伊東さんは無事だろうか....