短編
□地獄のカラオケ
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神「みんな。これからカラオケに行かないか?」
ピキーンッ!
キャプテンの言葉に、2、3年生が固まる。だがそれとうってかわり1年生は目を輝かせた。
松「カラオケッ!?行きたいです!」
信「僕もっ!」
輝「ば、僕も行きたいです!」
神「全然かまわないぞ?多ければ多いいほど楽しいからな。」
松「やった!剣城と狩屋も行こう!」
剣「……たまにはいいか。」
狩「お、俺?いったことないんだけど……。」
輝「大丈夫ですよっ!僕も初めてですからっ!」
狩「でもお金ないし……。」
神「大丈夫だ。行くんなら貸し切りにするから。俺が払う。」
1年生「「貸し切り!?」」
神「あ、あぁ…。なんだ?なにかおかしいのか?」
全(貸し切りを普通だと思っているお前は確かにおかしいよ)
剣「大丈夫ですよキャプテン。ちょっと嬉しすぎて驚いただけなんで。」
神「そうなのか?なら良かった!あっ!他の皆もどうですか?今日皆暇でしょう?」
キャプテンが2、3年生に呼びかけると、固まっていた先輩達がビクリと体を震わす。
三「い、いやっ!その…だな神童。俺さっき母さんからメールがきてな。用事ができたんだっ!だからまた今度な!」(ダッ!←ドアに向かって走り出す
天「お、俺も腹減ったから遠慮うしとくド!」(ダッ!←上に同じ
神「あっ!三国さん!天城さん!」
シャー←ドアがしまる音
車(逃げ損ねた……)
神「用事ならしょうがないな……。お前達は来れるか?」
キャプテンがそう言いながら2年生たちをみる。
霧「お、俺もちょっと急用が…。」
神「……これないのか?」(涙目
霧「い、いや、いけないわけじゃ…。」
霧野先輩の言葉にキャプテンの顔が輝く。
神「じゃあこれるんだな!?」パァァ
霧「うっ……お、おぅ…。」
神「そうか!じゃあお前達は?」
倉「え?あー…ど、どうしよっかな?」
浜「俺今日は釣りいきたいんだけどなー。」
速「お、俺も釣り行きたいです。」
神「いいじゃないか。いつでも行けるだろ?」ニコッ← 悪気はない
浜・速「いかせていただきます。」
倉「俺は用事思いd…霧「行くよな倉間?」…はい。」
神「決まりだな!じゃあいくか!車田さん?なに隅っこで丸くなってるんですか?」
車「いや…、ちょっと貝になりたいなって……。」
2年生(神童以外)(同情します……。)
1年生「?」