短編

□罰ゲーム?それとも…
1ページ/7ページ



天「剣城まだかなぁ……」

今日は土曜日。

サッカー部の朝練は特別になくて、いつもなら一人で自主練習をする日なんだけど……今日は特別なんだ。

天(剣城との初デート!すっごい楽しみ!)

そう!今日は剣城とのデートなんだ!しかも初めての!そしてなんとなんと………ん?あれは?

俺は遠くから走ってくる人影を見つける。あの紺色の髪の毛は……。

剣「松風!遅れてすまない!」

天「ううん。全然待ってないから安心して。それよりも……。」

俺は剣城の服装を思わずガン見する。
だっていまの剣城は…スカート(丈はちょっと短め)をはいていて、女の子にしかみえない。しかも髪まで下ろしている。

剣「な、なんだよ……。」

松「いや……思った以上に可愛くて…//」

剣「か!?//だれが好きでこんな格好!//」

松「わかってるよ。でもこれなら堂々とデートできるね♪罰ゲームでもよかったじゃん!」

そうなんだ!なんで剣城が女装しているのかというと……





霧『おい!みんなで王様ゲームやろうぜ!』

全『『なんで!?』』

霧『いいからいいから!たまにはいいだろ?くじはあるからさ!はい!』

天『やりましょう!楽しそうですし!』

剣『俺はやめとき 霧『参加しなかったやつは全裸でグランド十週な。』それ強制参加じゃないですかっ!』

霧『いいからひけ(⌒言⌒)』

全『『……はい(泣)』』


そんなこんなで………


天『時間も時間ですし、これで最後にしますか?』

霧『そうだなぁ…名残惜しいけど。』

全『『せぇーの!』』

スッ

霧『よっしゃぁ!王様俺だ!』

全((最悪……))

霧『じゃあ4番は明日、女装して誰かとデートしてこい。』

全『『なんつー命令してんだ!』』

剣『あっ……俺4番……。』

天『ありがとうございます霧野先輩!』

全『『お礼を言ってどうする!』』

天『だって剣城、男同士でデートとか恥ずかしいからって、まだしたことないんですよ!?嬉しいに決まってるじゃないですか!』

倉『あー…なーる…。うん。行ってこい!』

剣『そんなっ!』

霧『ついていくとかはしないから、証拠写真とってこいよ?』

剣『で、でも!俺は女物の服なんかないです!(これなら逃げられるかも…)』

水『それはまかせな!明日デートの前にあたしの家に来い!あたしなら身長は問題ねぇだろ!』

葵『めいいっぱい綺麗にしてあげるから安心して!』

剣『………うん(死にたい……)』





ということで、剣城が女装して、俺と遊園地デートになったんだ!

剣「はぁ…絶対に男ってばれるだろ…。」

松「ごめん……女の子にしか見えない。」

剣「……しばくぞ?」

松「スイマセンデシタ」

剣「ったく……。」

松「まぁいいじゃん!似合ってるんだし!ほらっ!遊園地にいくんでしょ?早くいこっ!」(グイッ

剣「わっ!?ちょ、ちょっと松風!」

松「いいからいいから!」

剣「……ったく…」(くすり

そうして俺達は、キャプテンからもらったチケットを持って、遊園地に向かった。
次へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ