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09/11(Wed) 01:48
ツバサ
コンコン
「!……どうぞ。」
慌てて涙をぬぐい、声をかける。すると驚いたことに、井吹と瞬木がはいってきた。
「邪魔するぞ。」
「いきなりごめんね。起こしちゃった?」
「いや…丁度起きたとこだった。どうした?」
天馬同様、あまり長居はさせたくない。なので俺は単刀直入にそう聞いた。
「うん、キャプンテンからこれ持っていってほしいってね。」
「はい」と差し出される瞬木の手には、濡れタオルと桶。一方井吹の手には、俺の着替えらしきものがある。
「ほんとは俺がいきたいけど、って残念がってたよ。でも、やらなきゃいけないことが多いみたいでね。」
「熱あったから、多分汗かいてるから…ともいってた。あいつのいった通りだな。汗だくじゃないか。」
汗だくまではいかない気もするが…まぁいいか。
「そうか…。 わざわざすまなかったな。一人でやれるから、そこに置いといてくれ。」
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09/12(Thu) 00:47
うるし
瞬・井「えっ?」
2人は声をはもらせた。
それもそのはず。
2人共着替えが京介1人でできるとは
到底思えなかったからだ。
そして2人は無言で見つめ合い、
無言で頷いた。
きっと2人の気持ちは同じだろう。
瞬「剣城」
京「?」
井「わりィな。」
京「??」
瞬・井「「無理矢理俺たちでやらせてもらうぜ」」
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09/12(Thu) 01:09
ツバサ
京「……は?」
部屋に剣城の間の抜けた声があがる。
一方二人は、即行動を開始した。
瞬「はい、脱いだ脱いだ。」
京「いや、ちょっと待て!」
井「気にするな。練習のあとの着替えで、裸なんか見慣れてんだろ。」
京「そういう問題じゃ…「「問答無用!」」うわぁぁあ!!」
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09/13(Fri) 00:47
うるし
瞬「よしっ!」
井「着替え完了だな」
京「……」
結局無理矢理着替えさせられる羽目になった京介。
京介の顔は見るからに不機嫌だった。
京(クソっ…、早く出ていってくれよ…!)
この部屋には風邪の菌が散乱してるに違いないと確信していた京介は一刻も早く、
この2人にこの部屋から去ってもらいたかった。
井「そうだ。剣城、飯いるか?」
京「?…」
瞬「なあ井吹、俺たちで作らないか?剣城絶対に腹空かしてるだろうし」
京「!?」
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09/13(Fri) 08:16
ツバサ
京「い、いらない…。」
井「そんなことはないだろう。倒れたとはいえ、その前の練習は参加してたんだ。」
瞬「それに、剣城はあまり朝は食べないじゃん?余計お腹減ってるでしょ?」
確かに減ってはいるが……。
京「…いらない。第一俺は、あまり人に出入りしてほしくないんだ。」
瞬「!あ…ごめん。迷惑だったかな…?」
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