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09/28(Sat) 00:44
ツバサ


………………

京「はっ…はっ…。」

瞬「剣城、大丈夫?」

京「はっ……はぁっ…。……あぁ。もう大丈夫…。」

京介はいまだ口の中に残る酸の味に顔をしかめる。しかし顔色はよくなっていたので、瞬木は「そう。よかった。」と短く返した。

京「……瞬木。さっきの…ことだけど…。」

瞬「!……うん、どうしたの?」

京「俺……やっぱりいいよ。部屋に残る…。」

瞬「……なんで?」

京「天馬に…みんなに、迷惑をかけているのはわかってる。でも俺は…こんなときしか甘えられないから…。だから……。」

「ごめんな」と告げられた言葉に、きっと深い意味はない。それは瞬木の好意に対しての謝罪だろう。
しかし瞬木にとってそれは、とても重く心にのしかかった。

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09/29(Sun) 00:51
うるし


すると、部屋のドアが開く音がした。

瞬「!?」

天「瞬木……?」

天馬だった。

京「て……」

天(剣城の顔が青白い…。…何かあったのかな…)

京「瞬木……」

瞬「?」

京「肩…、貸してくれ。…ベッドに戻る」

瞬「あぁ……」


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09/30(Mon) 01:45
ツバサ


京介が瞬木に支えられながら、ベットに腰掛けた。

瞬「……嘘だから。」

京「え?」

ボソッと耳元でつぶやかれた言葉に、京介は瞬木を見た。

瞬「さっきのあれ、嘘。ちょっと羨ましかったからさ。ごめんね?」

サラッと笑顔でそう言いのけた瞬木に、京介がぽかんと口を開ける。そんな京介に笑ってから、瞬木は部屋を出ようと天馬のほうをむいた。

天「瞬木?嘘ってなにが?」

瞬「ん?俺が剣城くんに嫉妬してるって話。ほら、剣城くんってサッカーうまいじゃん?だからね。でも嘘嘘。尊敬してるよ、ほんとに。」

瞬木は通りすがりに天馬の肩を叩く。

瞬「じゃ、キャプテン。あとはよろしく。」

天「へ?あ、うん。」

瞬「……ゆずってやったんだから、責任もてよ。」

天「え?なんかいった?」

瞬「え?別に?じゃあねー。」

瞬木は二人に手を振って、部屋からでていった。

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10/03(Thu) 00:14
うるし

遅れてしまってすみません(ToT)
最近テストが近づいてきてしまって…( ; _ ; )

天「……」

京「…て、んま……ごほっ、ごほっ…」

天「!、ご、ごめん…。大丈夫…?」

京「あぁ……。…なぁ」

天「??」

京「せっかく…2人きりになれたんだ」

何か、してくれよ。


京介の精一杯の甘えだった。


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10/03(Thu) 08:14
ツバサ

テストですか!大丈夫ですよ!全然優先していただいてかまいませんからね?そっちのほうが大事ですから^_^;


天「え……な、なにかって…。」

京「なんでも、いい…。……駄目か?」

天「駄目…じゃない、けど…。な、なにがいい?」

京「なんでも。任せる。」

任せると言われても……とボヤく天馬に、京介はまた迷惑をかけたなぁ、と内心思っていた。わかっていてやった。
瞬木の『天馬が迷惑している』という発言が、嘘か本当か京介にはわからないけど。
それでもいまは甘えたい。その一心での発言だった。


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なにかといわれれば、イケないことしか浮かびつかなかったので任せますっ……!←

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