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08/13(Tue) 01:09
ツバサ

白「す、すまない!その……俺は、お前のこと嫌いじゃない……しな?だから…か、帰らないでほしいんだが…///」
*
京「うさぎ?……あぁうさぎ!触りたいな!」←
*
京「ほんとですか!その…迷惑じゃないなら、お邪魔したいです…//」



「サルの心は…強い。本当にとてつもなく…。これじゃ……俺、みんなを傷つけちゃう……。」

それはつまり……京介の心が、悪に染まるということ。

「それに…怖いんだ。あのひとみたいに、なっちゃうんじゃないかって…。」

「あのひと…?」

誰のことだ?

「神童達が、図書館で読んでいた本…。神童は気づいてなかったかもしれないけど、最後辺りの文章は、声だして読んでたから…。」

それは……あの伝説についてのだろうか?
てか声だしてって……(汗)

「あの話の女の人は……力を使いすぎて死んだだろ?現に俺だって、少し力を使えばすぐに眠くなるし…。」

「ぁ……。」

わかった。京介のいいたいことが。
つまり…。

「お前は…力をすべて使えば、あの人のように死ぬかもしれないと……そう思ってるんだな?」

力を使わなければ。出せる限り出さなければ、勝てないことはわかっている。

しかし出した結果、死ぬことになれば意味がない。

(本当の力が…出せないのか)

パスです!
でも京介が一番、平然とかわしてましたよね(笑)
そりゃそうですよ。信者が何人いると思ってるんですか(笑)

08/13(Tue) 01:36
甘夏

京「…………そ、そこまで言うんだったら、もう少しサッカーしてやっても、か、構わない。べ、別にお前のこと嫌いなわけじゃねぇんだからなっ!////」←
*
神「そうか!じゃあ今度たくさんの種類のうさぎと触れあいさせてやるからな!というか井吹、剣城はうさぎより猫だと思うぞ!ツンとしてるとことか。」
*
神「迷惑のめの字もない!むしろ大歓迎なんだからな!うちに剣城が来るってだけで、うずうずしてきた……。ぬおおおっ!」←


「………きっと、大丈夫だよ。」

「大丈夫って、どこがだよ…。」

京介の言う通り。大丈夫だという保証はない。
だが、不可能と決まったわけでもない。

「俺と、京介の愛情パワーには、サルの心も勝てないさ。」

「あ、愛情……/////」

恥ずかしそうに、頬を染める京介。

「あの本の中の女性は、一人で全てを倒そうとしたから、死んでしまったんだと思うんだ。………男性が一緒に間違いを正そうとすれば、もしかしたら死なずに済んでたかもな。」

「でも、それはただの想像だろ?……俺は、弱いから……。死んじゃうかも…。」

「死なせるもんか。」

「!!」

そうだ。
大切な人を、目の前で死なせてたまるか。
守るんだ。

「………神童……ありがとう…。」

俺の真剣な表情にか、京介が微笑んだ。
そうだよ。それでいいんだ。

「お前は、一人で戦ってるんじゃない。俺は勿論、サルやアルファ、フェイ、ワンダバ、黄名子、そして、今まで出会った、ギルドのメンバー……。


みんなも、一緒に戦っているんだよ。」

だから、絶対に、京介は死なない。
多くの人の気持ちに、守られているのだから。

パスです!
京「だって、あれは本物じゃなかったから…。本物落として来そうで、怖いんだよ……。」フルフル
ざっと100万人くらいは←

08/14(Wed) 02:02
ツバサ

白(ツンデレのデレ来たぁあ!!/////)←
*
井「!確かに…。猫だな(笑)意外と気が合うじゃないか、神童。」
*
京「(な、なんか叫んでる……)じ、じゃあ、お邪魔させていただきます…。」


「神童…。」

「想い、っていうのはなにより強い。だから京介は負けないし、絶対に死なない。絶対にだ!」

ドンッ!と力強く胸を叩けば、京介は少し安心したかのように微笑んだ。

「絶対……か。すごいな、神童は。どこからそんなに自信が沸いてくるんだか…。」

「自信なんかじゃないさ。」

「え?」

自信でなければ、いったいなんなのだ?という目で、京介は俺を見た。

「自信は簡単に言えば、思い込みみたいなもんだろ?でも俺の心のはそんなんじゃない。
確証さ!お前なら絶対に勝てる!生きて戻ってくる!そういう確証だ!決定事項なの!」

「決定…事項…。」

「そ。だからお前は、生きて戻ってこなきゃ。元々負けて、死ぬっていう道がないんだからな。」

俺は国語はうまくない。それでも精一杯の言葉で、今の気持ちを。京介に生きてほしいと伝える。

「……いいか、京介。俺がここにいるのには、時間制限がある。たぶん、そろそろ帰ることになるかもしれない。」

その言葉に、京介は驚いた……そして泣きそうな顔になる。

「でも覚えておいてくれ。」

俺は両手で、京介の右手を包み込んだ。

「例え向こうの世界に戻っても…俺はそばにいる。この右手を、ずっと握っててやる。俺はいつでも、この右手で繋がっている。
もし…………もし、お前に何かあって、その命が消えるようなことになっても………俺は、お前を一人にしない。そのときは……。」



俺も一緒に、死んでやる。




そろそろ…時間なのだろうか。京介に最後の……俺なりに、最高の告白をした直後、俺はまた意識が薄れていくのを感じた。

「神童…?」

京介の心配そうな声に「大丈夫」と返し、俺はもう一度、京介の手を強く握った。

「忘れるな…。ここには、俺がいる。みんながいる。絶対に……諦めるな…!」

京介が俺の言葉に答えようと口を開けたとき、俺の姿は完全にその世界から消えた。

「………神童…。」

(おれ………)

「…………諦めない。ありがとう、神童。みんな…。待っててね…。」

右手を胸の前にあて、微笑む京介を残して…。



パスです!
鬼「まぁ実際に、落としたことがあるしな…。あのといは危なかった…。」
登場人物と、全国のファンと腐女子けいをあつめればきっといきますよ!

08/14(Wed) 02:29
甘夏

京「………と、思ったけど、なんか暑いな…。アイス食べたい…。ごめん白竜、コンビニいこ?」
*
神「えー……。俺がお前とおんなじ思考とかヤダな……。」←こら
*
神「さあ!俺の家まで全力でエスコートしようじゃないか!ついてきたまえ!」


「し………く!」

遠くから、声がする。

「…し…ど……ん……!」

誰だろう……。

「神童くん!」

「!」

はっ……。この声は…。

「優一さん…。」

「よかった!目が覚めたんだね……。」

そうだ……。俺、戻ってきてしまったんだっけ……。

「京介、は?」

「………大丈夫。悪の心は、完全に消滅したみたい。」

え……?
あれからずいぶん、時間がたっていたと?

というか、それなら京介は、勝つことが、出来たんだな……。

「………でも、目を覚ましてくれないんだ。」

「!………。」

優一さんによると、今、京介の魂は、生死の境目をさ迷っているらしい。

………好きな人がそんなときに、俺は寝てたというのか…。

「…………死ぬなよ、京介…!」

もう一度、こっちの世界に戻ってくてくれよ。

ご飯つくってくれよ。お菓子を食べて、笑ってくれよ。

「俺と、過ごした日々を思い出せよっ!」

その時、京介の瞼が、ぴく、と動いた。

パスです!
京「井吹はいいよな……。ブラックルームで鉄骨おとしやらなくて…。」
そうともさ!←
てか、展開早ー!(上の小説)

08/16(Fri) 00:19
ツバサ

白「え……あ、あぁ!別に構わないさ!じゃあいくか。」ニッ
*
井「なっ!カチンッ!!)てめぇ…人が素直に言ってみれば、なんだそりゃ!胸くそわりぃ!!かえるっ!!」
*
京「だ、大丈夫ですよ。神童さんの家、知ってますし…。」



スッと開き、天井を見る京介の目。

「京介っ…!」

いつまでもボォッと見上げる京介に痺れを切らし、たまらず名前を呼ぶ。
すると京介の目が、ゆっくりと俺達をとらえた。

「………神童…、兄さん…。」

安心したようにそう言った京介に、俺のめには涙が次々と溜まる。

「きょっ…すけっ…。よかったぁっ……。」

「……手…。」

「え?」

いきなりでなんのことかわからず、京介の視線をたどる。そこには京介の右手を握る、俺の両手…。

「………ずっと、握ってたんだよ?神童くん…。」

優一さんの言葉に、俺は驚いた。
寝ていても…離さなかったんだな。

「……わかってた…。」

「え?」

なにが、と聞こうとした俺の口は止まった。

「神童が……そばにいてくれたこと。」

京介は……それはそれは綺麗な笑顔を見せてくれた。



……………………



あれからしばらくして、京介の体力は回復した。どうやら悪の力を倒すべく、それこそ全力を尽くしたかららしい。
アルファの傷口も塞がり、今では歩く程度のことは出来るようになった。
そして……。

「アルファー!まだ無理したらだめだよー!」

「ノー。無理などしていない。歩いているだけだ。」

「長距離はまだダメ!」

「しかし…。」

「ダメだったらダメ!恋人がまた倒れたりしたら、今度は僕が倒れるよ!?それでもいいの!?」

「……ノー。」

「ならよし。さ、はやくかえろ?」ニコッ

「……イエス。」クスッ

どうやらフェイの告白は聞こえてたらしく、アルファとは両想いだったらしい。いまでは付き合っていて、かなり順調のようだ。まぁそのいっぽうで……。

(おぉ!!そのまま手を繋ぐやんね!いけ!いけ!//)

……黄菜子の腐女子…だっけ?その度合い的なのがあがった。……これはほっといていいのだろうか?(汗)

まぁそれはさておき、問題はサルだ。
あいつはあのあと、アルファに土下座をして謝り、しばらく俺達と共に、傷を癒していた。
しかしつい昨日辺り、親を探しにいくとこの地を去っていった。

「…また、会いたいな。」

「……会おう。敵としてではなく…そのときは、友達として…な。」

「!……あぁ!」

サルのあの笑顔は…きっと、忘れることはないと思う。それくらい爽やかで、いい笑顔だった。




「神童。」

サワサワと揺れる風の音と共に、優しい声が俺の耳に届く。

「京介……起きてていいのか?」

「大丈夫。だいぶ体力戻ったから。少しは動かないと…な。よっと…。」

京介は俺の隣に腰を下ろし、復興に向けて建て直しがされている未来地区を見渡す。

「……神童。」

「んー?」

「本当に…終わったんだな。」

「…あぁ。」

「これで……全部…。」

「あぁ。…終わったよ。」

「……うん。」

「………。」

「……。」

暫しの沈黙。それを破ったのは、京介だった。

「………あのな。河上地区…なんだけどさ。なくなることになった。」

「え……。」

思いがけない言葉に、俺は言葉が出てこなかった。
なくなる?なぜ?

「……川の反乱が多いからだって。だからあそこにダムをつくって、俺達は別の地区に移動することになった。引っ越し代は、国が出してくれるって…。」

「そう…か。」

「でな?どの地区にいってもいいんだって。未来地区でも、万能坂地区でも………雷門地区でも…。だ、だからな?」

俺は京介の言葉を待った。なにもいわず、ただ待った。

「その………ら、雷門地区に引っ越しして……。し、心配そうなと……い、い、一緒…に…。く、暮らしたいっ!!////」

赤面しながらも必死に叫んだ京介に………愛しさが沸かぬはずもなく、俺は京介に抱きついた。

「もちろんだ!二人で暮らそう!そんでいっぱい、いーっぱい、楽しい思いで作ろう!!」

今俺の心のなかは、ただ幸せに満ちていて。
京介もそうなのか、ゆっくり抱き締め返して微笑んでくれて。

俺達は互いの顔を見つめ、微笑みあった。
そしてどちらからともなく、互いの顔を近づけた。


赤く輝く夕日のなか。

二つの影がゆっくりとかさなりあった。




end




井「……いや、何気に白竜のシュート連発はきついぞ!?プログラムだとしても!(汗)」
てか終わったー(笑)←

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