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07/09(Tue) 23:25
甘夏

プールなんてあっても私は泳げないのさ………←どうした

井「な、ならなら!剣城、俺と遊園地に遊びに行ってくれるんなら、喧嘩をやめる!」
京「ゆ、遊園地……?一人で行くの、恥ずかしいのか?まあいいぞ。俺も、井吹となら行きたいかな?」
神「井吹のやろう、剣城をことごとくデートに誘うなんて調子乗りやがって!剣城、あま〜いお菓子フェアが今度あるんだが、一緒に行かないか?」
京「甘いお菓子……!いいですよ!二人共、いつ行きますか?」
井神「「今週の日曜!」」
京「………あ。」


そしてついに、俺達は未来地区へと、たどり着いた。
ところが…、

「………ようやく、ついたな…。」

「あれ?なんか、様子がヘンだ……。」

剣城がそういったのは、嫌に町が静まりかえっていたからだ。
…………確かに、いつも賑わっているはずの未来地区が、こんなにしーんとしているわけが…。

そして、地図とかを出す、案内用のロボットの姿もない。これは、一体…?

「………!し、神童、あそこ、誰かいる!」

「しっ!もしかしたら、サルの手下かもしれない……。」

俺は、おろおろしている剣城の腕を掴み、建物の影に隠れた。

「………どうなってるんだ…?」

「分からない…。だが、良からぬことが起きていることは、確かだ。」

俺が考えるに、サルたちによって、未来地区は占領されてしまったのか、あるいは、みんなが操られてしまっているのか……。

くそ!何でこんな時に…!
もう少しで、剣城を家に帰してやれるところだったのに…。

と、その時。隣にいた剣城が急に、尻餅をついた。

「お、おい、大丈夫か……?」

剣城の顔を覗き込むと、その目は微かに震えながら、一点を見つめていた。

「剣城?」

「………て、てんま…?」

「!」

天馬。それは、剣城の友達の名前。
その目は、会えて嬉しい、という目ではなかった。

「め……、あか、い……。」

パスです!操られた河上の住人全員が来て、占領している状態です……。

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07/09(Tue) 23:52
ツバサ

授業かなにかですか?
わたしはプール好きですよ!!

井「カチン)おい、神童。いまなんていった?」
神「お前こそなんていった?今週の日曜だと?残念だが、その日の剣城は先約があるのさ」
井「誰とのだ?」
神「俺との。いま決めた♪」
井「死にさらせぇえ!!ワイルドダンクッ!!」
京「………もうしらない。」


「……どういうことだ?」

俺は剣城を刺激しないように、落ち着いた声でそうきいた。剣城は震えながらもいう。

「天馬は……目、青いんだ…。なの、に…赤……。」

剣城の目線をおって、一人の人物を見つける。そこには茶色の癖っ毛の男の子。あれがおそらく天馬なのだろうが………確かに目は赤い。なにをどうしても、青には見えない。

「なんで?どうしてっ……。……っ!?」

剣城がまた誰かを見つけたのだろう。視線は天馬からずれて、少し遠目にいる、小さい人物にむけられる。

「信介っ…!?」

信介…。彼も、きっと剣城の友達だろう。
………まさか…サルは、わざと剣城のために河上地区の住人を…?

(剣城の力を使えなくするために?)

……いや。その逆か。友達のためとならば、剣城はきっと惜しみ無く力を使うだろう。

そうすれば……剣城は自分で体力を削り、自滅をすることになる。しかしサルのほうは、機械さえあれば、きっと何度でも操ることは可能のはずだ。つまり勝者は………サルということになる。

「ぁ…!」

「……また、誰か見つけたのか?」

そう聞く俺の言葉など聞こえてないように、剣城は一点を見つめて動かない。言葉もない、
しかしその目には、次々と涙がたまっている。

「に…さん……。兄さんっ……!!」

剣城が叫ぶように立ち上がった。その瞬間、一人の藍色の髪をした人物が、こちらを振り返った。


パスです!

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07/11(Thu) 00:10
甘夏

そうなんですけど、私泳げないんですよ(TーT)
そして、寒いの嫌いなんですよ……。
バタ足ぐらいしか出来ないというね!情けなくて笑っちゃうね!←

九「剣城、一緒に練習しましょう!森村もいるんすが…。」
京「お、九坂……。別にいいぞ。好葉か、全然構わない。」
九「………喧嘩、してますねぇ。」
京「……………そうだな…。」
九(剣城、何か悲しそうだな……。)

漁夫の利(笑)


「!危ない!そっちへ行っては…!」

お兄さんと思われる人の方へと、剣城は近寄ろうとした。だが、その人の手には、斧。

「嘘…だよね?操られてなんか、いないよね?」

信じられないのだろう。大事な仲間が、サルに操られてしまったなんて。

「兄さんっ!ねぇっ!返事をして!」

「キョウスケ。」

「「!!」」

しゃ、喋った……!?
操られているときには、モンスターのような口調になるのだが……。喋れるように改良されたのか?
だが、その言葉は、恐ろしく冷たく、機械的な物だった。

「キズツケルッテ、タノシイヨ…?サテト、オマエモキズツケテヤル!」

「や………、やだ……っ!」

お兄さんは、剣城めがけて斧を降り下ろした。
………しかし、途中でぴたり、と止まった。

「もう、やめてっ!こんなこと、やりたくないだろっ?」

癒しの力を出している、剣城がいた。

「っ!コノヤロッ……。」

「兄さん!目を……、覚ましてよ!」

光が強まっていくにつれ、お兄さんの動きが鈍くなっていく。

「ウッ………グググ……。」

きいているのだろう。お兄さんが、頭を抱えた。

「はああぁっ!」

「グアアアアアッ!」




ドサッ

………光が消え、目を開けると、案の定、剣城がぐったりと倒れこんでいた。

パスです!

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07/11(Thu) 00:27
ツバサ

大丈夫ですよ!ばた足が出来るなら、後は腕を交互にまわしていけば、クロールになりますから!

森「あ、あの…。」
京「なんだ?」
森「剣城君、なんか悲しそうです…。うち、心配…。」
九「俺もそう見えますね。どうしたんすか?」
京「……さっきからあの二人、喧嘩やめてくれないんだ。もう嫌になってきて…。」
九「あぁ…。……ご心配なく!俺が止めて見せますよ!」
京「え?」



ドサッ

続けてお兄さんも倒れる。斧は地面に突き刺さった。

「剣城!」

俺は倒れている剣城を抱えおこす。これで一体、何度目なんだか……。

「おい、大丈夫か?」

「はっ…はぁ…。」

(……大丈夫な訳がないか)

剣城は荒い呼吸を繰り返しながら、薄目を開けて俺を見た。

「はっ…し、どう…。に、さんっはっ……。」

「大丈夫だ。あとは俺に任せて、少し寝てろ。一旦避難だ。お兄さんも連れていく。だから安心しろ。」

俺がそういって剣城の頭を撫でると、剣城は「ごめん」と一言いって、完全に気を失った。

「シンニュウシャダ!!」

突然の大声に振り返ると、後ろから天馬が金属バットを持って、走ってきた。

(傷つけるわけにもいかないしな…。仕方ない)

「デザートライオン!!」

俺の目の前に、砂で出来た獅子が現れる。

「行けっ!!」

「グワォ!!」

獅子は砂を撒き散らしながら、天馬に襲いかかろうと飛びはね………弾けた。

「ナニ!?クッ…!」

途端に大きな砂嵐が俺達と天馬との間にできる。

(いまのうちに…)

俺はもう一体デザートライオンを作り、その背にお兄さんと剣城。そして俺が乗った。ほかの敵が来たときように、少し小さめのデザートライオンを二匹つくる。

「行くぞ!」

俺達は大急ぎで、その場を離れた。


パスです!

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07/11(Thu) 22:59
甘夏

私は、息つきが出来ないんです……(泣)やろうとすると、沈んでいく……(笑)←

九「すぐに止めてきますんで、待っててくださいね?」
京「あ、ああ……。」
好「………バンダナ、取るのかな?」
京「…そのようだな…。」←呆れ顔

九「うぉんどれやあ!剣城が困っているだろうがあっ!」
井「うるせー!これは、男と男の真剣勝負なんだ!邪魔すんな!」
神「これはな、剣城のために戦っているんだ!どっちが剣城に相応しいかをな!」
九「相応しいのは、
    俺じゃあ!!!」
好京「「!?」」


なんとか、天馬は巻けたようだ。少し気を抜いてほっ、とする。

しかし、これからどうしよう……。

未来地区の住民は無事なのだろうか?もし普通だったら、何処かに隠れているはず…。

「………ん?」

小さな建物の辺りに、2つの人影が見えた。
操られている者かもしれない。そう思い俺は、デザートライオンの進行方向を変える。

(様子を窺おう……。)

離れた場所にある木の影に、身を潜める。すると、人影が喋った。

「ねえアルファ…。生き残りの人、まだいると思う?」

こ、このしゃべり方……!
どうやら、操られていない人達のようだ。良かった…。

「イエス。私たちも無事だったのだから、きっと何処かにいるはずだ。黄名子、あまり外に出ない方がいい。」

俺は思いきって、飛び出した。

「なあ!」

「「!!」」

二人は驚いたのか、目を丸くさせている。

「あ、えっと……。俺たち、旅の者なんだけど……。いろいろあって、ここに辿り着いたんだ。」

「そ、そうなの…?びっくりしたなぁ。でも、操られていないようで、良かったやんね!……て、後ろの二人、大丈夫なの?」

彼女は剣城とお兄さんの方を見て、心配そうに言う。

パスです!

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