短編

□今度は何だ!?
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〜十年後 河川敷〜

ボフンッ!


剣「……ふぅ。ちゃんと戻ってこれたか。」

松「あ!おかえり剣城!」

剣「ただいま。つーか普通に出迎えたな。」

松「へへっ!いまな、昔の剣城が来てたんだ!すっげぇちっこいの!」

剣「そりゃぁ今の俺を抜いてるお前に比べたら小さいだろうな。つーか、こっちに来てたんだ。」

松「剣城はどこにいってたんだ?」

剣「十年前。みんなまだまだ子どもだった。しかも革命中。」

松「革命!なつかしぃな!あの頃は大変だったよねぇ…。」

剣「だよなぁ。まぁ結局は成功して、ちゃんサッカーを取り戻せたろ?」

松「うん!それも帝国との戦いで剣城が来てくれたからだよね!」

剣「まだ覚えてたのかよ…。」

松「もちろん!」ニコッ

剣「…ったく。さーてと。せっかくだし、このまま昔話にでも花を咲かせるか?」

松「さんせー!じゃあはやく家に帰ろう!」

剣「あぁ。今日の晩飯はなにがいい?」

松「うーん…ハンバーグ!」

剣「お前、最近そればかりだぞ?」

松「だっておいしいんだもん!いいでしょ?」

剣「……はぁ。手伝えよ?」

松「うん!じゃあはやく帰ろう剣城!」

剣「あぁ。……ってかいつまで苗字で呼んでんだよ。今の俺は十年前の俺じゃねぇぞ?」

松「あ、そっか。いやぁ、十年前の剣城、名前で呼んだら照れちゃって!
じゃあはやく帰ってご飯食べよう!京介!」

剣「(だろうな…。まだ恥ずかしいし…)わかったから落ち着け。…天馬。」ニッコリ





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