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06/18(Tue) 00:24
ツバサ
京「元でしょう?ズバッ)甘夏さんに手を出したら、いくら貴方でも俺はバイシクルソードで切り裂きますよ?」ギロッ
円「まぁそこは、おなじみの超次元だから!ってことで!……てか大丈夫か?みたところ、背中から落ちてたけど…。」
………………………
「っ……。」
(……起きたか?)
あれからしばらくして、剣城が呻いた。俺はそのまま様子を見る。…………だが起きる気配はない。
(なんだよ……。起きるなら、さっさと起きてくれ。俺だって好きでここにいるんじゃないのに…)
俺は体育座りをして立てた膝に、己の顔を埋める。
もうどのくらい、こうして浅い眠りを繰り返していることやら……。
「………て…。」
(?)
小さな、本当に小さな声が聞こえた。それに頭をおこし、声の方を見る。
「……なんで…?」
そこには泣いている剣城の姿。眉も寄せていて、とても悲しそうだ。
そして剣城はこう呟いていた。
「ごめん…なさ、い……。」
「一人に…しな、いでっ……。」
「神童っ……!」
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06/18(Tue) 23:15
甘夏
神「つ、剣城!そういうことは言っちゃいけないの!全く、悪い子だな!そんな剣城にはお仕置きだ!」
京「い、いや、たいしたことないでs」
井「大丈夫か剣城ぃ!?遠くから見ていたが、さっき落ちたよな!?腰痛めたりしなかったかああぁ!!」
剣城の悲痛な叫びに、心が揺らめいた。
………今、剣城は不安でいっぱいなんだ。もしかしたら、お兄さんや友達も死んでしまっているかもしれないと。
それに、唯一近くにいて、一緒に冒険をしていた俺とも、さっき喧嘩してしまった。
剣城は、俺を求めてくれている、のか?
俺が一方的に突き放したというのに、剣城は謝っている。それなのに、どうして。
「…………泣かせちゃった、な。」
剣城の頬を伝う涙を見て、胸が締め付けられるかのような感情がわいてきた。
そういや、剣城は癒しの力を持っていて、人を癒すことはできても、自分を癒すことは出来ないんだよな……。
じゃあ、剣城は一体何に癒してもらえばいいんだろうか。
「…俺しか、いないよな。」
と、そのとき。操られていた人が、うめいた。
「うーん……。」
それをきき、俺は指揮棒で蔦を消した。
「!あ、大丈夫ですか?」
人は目をうっすらあけ、俺のことを見た。
「あれ、君は……。」
癒しの力の効果は絶大だったようだ。正気を取り戻してくれたらしい。目の色は、普通だった。
「あなた、操られていたんですよ。俺たちがそれを解いたんですけど……。一体どうしたんですか?」
「やっぱり、そうだったのか……。いや、家でテレビを見ていたら、急に何かが体に入り込んできたような感覚がして……。そのあと、記憶がないんだ。」
「………そうなんですか。他に何か、覚えていることはないですか?この現象を、解明出来るかもしれませんし…。」
聞いてみるも、彼は何も覚えていないと言った。くそ、残念だ……。
「助けてくれて、ありがとうね。じゃあ、おじさんは自分ちに帰るよ。ここは何処かな?」
「万能坂地区を出て少ししたところです。」
「そうか、わかった。………君達も、気をつけていくんだよ。」
「はい。」
彼はまたお礼をいい、自分の住んでいた町へと、帰っていった。
「…………さて、剣城はまだ起きない、か…。」
悪夢でも、見ているのだろうか……。
簡単に目覚めることがないからな、悪夢は……。
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06/19(Wed) 00:43
ツバサ
京「なっ!?甘夏さん!逃げてください!剣聖ランスロットォオ!!」←え
京「い、井吹…。大丈夫……っ!?いってぇ…。」
円「だ、大丈夫か!?お、おこそうか?」←京介をお姫様だっこしようとした
京「ズキッ)!いたっ!ちょっ…さわんないでください!!」←ほぼ悲鳴
少しでも……少しでも楽に出来ないかな?
(剣城は俺を夢で呼んでいた。……俺がそばにいけばいいのかな?)
あの悲痛な叫びを聞いた俺に、剣城に対する嫌悪感はもうない。あるはずがなかった。
俺は剣城の隣に腰掛け、自分の膝に剣城のあたまをのせた。俗に言う膝枕。
「……そうだ。」
俺はふと思い付き、指揮棒を花に、木に、そして最後に風に向けた。すべてのリズムを合わせて指揮をする。
………サワサワ…
途端に木の葉と風による、心地のいい音楽が。花と風により、甘いけれど、どこか落ち着きのある香りが、俺達を包み込んだ。
「ごめんな……。俺にはこれしかできないけど……大丈夫。側にいるから…。お前が起きるまでずっと…。」
もう絶対に、一人にはしない。
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06/19(Wed) 23:08
甘夏
京介が!京介が『好葉!』って呼んだよ!
名前呼びとか可愛いんだよどちくしょう!←
そして好葉ちゃんもちゃんとボール取りに行こうとしたっていうね!あー、二人とも可愛い!まとめて抱き締めたいです(笑)
辛い経験をしてきた子は、悪い子になりやすいんですね……。←どゆこと
京介やさくらがそうですよね。新生イナジャパは、そういう子たちの集まりのような気がします……。
ほんと京介って、周りのことよく見てますよね。天馬がさくらを心配するなか、京介も後ろからこっそり見ていたり……。
さくらに声をかけたとき、真面目にドキッとしましたからね(笑)女の子を慰めてくれる京介、まじイケメン……。
神童は安定の神童でした(笑)そろそろ井吹信用してやれよ、泣いちゃうぞ(笑)
神「こ、こら剣城!どうして化身なんて……。くそ、俺も!奏者マエストロ!」
井「あんたな、剣城を乱暴に扱うなよ!痛がってるじゃないか……。俺が運んでやるから、心配するな。」スッ
京「わっ!?」
円「というか、お前誰だ?影山(ゲフンゲフン あの監督が選んだやつらしいけど…。」
井「どうだ!いたくないだろう!」
京「あ、ほんとだ……。ありがと…。」
円「え、無視?」
しばらく剣城の頭を撫でていると、剣城の瞼がぴく、と動いた。
(お、こんどこそ起きたのか?)
構わず撫で続けていると、剣城がゆっくりと瞳を開いていく。
「…………。(ボウッ」
まだ俺を視界に捉えていないのか、剣城は薄く開いた目をきょろきょろさせた。ここが何処だか、確認しているのだろう。
「剣城。」
「!」
俺が名前を呼べば、今気づいたといわんばかりの目が、俺を捉えていた。
「あの人、意識取り戻したよ。さっき帰っていった。」
そう言うと、剣城は瞬きを何度か繰り返し、起き上がった。
「………そっか。解けたんだ…。」
まだ眠そうに目を擦る剣城の背中を、ぽん、と叩く。
「それとな、お兄さんたち、無事だったみたいだ。」
「………え………!?」
剣城は目を丸くさせた。
「お前が寝ている間、お兄さんから電話があって…。良かったな……。生きてたんだよ、お前の仲間は。」
「……うん。」
あ、嬉しそう……。
「……!神童、じゃあ俺、もういくから…。」
「は?」
そういうなり、剣城はいきなり立ち上がった。
そ、そうか、あの喧嘩のことを思い出して……。
「もう、神童は帰るんだよな?……今まで迷惑かけて、ごめんなさい…。さ、よなら…っ!」
剣城は駆け出そうとした。
「まてっ!」
ガッ
「………なんだよぉ…。」
剣城は、泣きそうな顔をしていた。
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06/20(Thu) 02:21
ツバサ
なんか今日は返信ないなーなんて思ってたら、まさかのわたしがしてなかったパターン(´・ω・`)((((((殴
もう二人とも、安定の可愛さでしたねwwwww
ていうかこのはちゃん!!走り方とか、もろもろ可愛い//
あのこの過去的なもの、早く知りたいです(´・ω・`)
まぁでも、笑っただけ進歩ですかね?(笑)なんかここ最近、笑うこともなかったですし?
京「女性を傷つける奴は、例え誰であろうと潰す」※イケメン
井「じゃあ保健室いくか!」
円「俺、相も変わらず無視?」
そういえばいま思いましたけど、井吹くんゴールポストに、肩ぶつけてましたよね?あれ大丈夫なんでしょうか…?
「……なんて顔してるんだよ…。」
不謹慎だとわかっているが、あまりにも情けないその顔に、思わず吹き出しそうになるのをこらえる。
「だ、って…。んだよ……笑うなぁ…。」
「ごめん…。つい、な。」
俺は掴んだ剣城の腕を引き寄せる。そして抱き締めた。
「!な、なに…「ごめん!!」…!」
「一人で勝手に起こったりして…、不安だったのは剣城のほうだろうに…。本当にごめんな!!」
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