がちゆりシリーズ
□あかりにいっぱいの愛を……
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「ごめん、遅くなって」
「あ、あかり」
いつもとは、少し遅れてあかりがごらく部の部室に来た。そこには結衣しかおらず、窓も締めっきりだった。座布団の上に座り、目の前に置かれていたコップを手に取り、飲もうとしたとき……
「おー、あかり来てたのかー」
「あ、京子ちゃん」
京子がやってきて、どういうわけかすぐに扉をバンとしめたのだった。
「どうしたの?」
「う、ううん! なんでも……。そういえば、ちなつちゃんは?」
「用事があるから来れないって」
ちなつが来れないことを京子と結衣に言うと、どういうわけか、2人はグッとガッツポーズをしたのだった。あかりもなぜガッツポーズをしたのかわからなかったが、聞かないことにした。
すると、結衣は京子の方へと向かい、こそこそと耳元で何かを話していた。
(京子、扉締めた?)
(大丈夫だよ)
(それにしても、ちなつちゃんが休みでよかったよ)
(来られちゃあ、まずいしね)
数分前、2人は先に来ていてこんなことを話し合っていた。
「あかりとちなつちゃんまだかな〜?」
「まだ掃除の時間終わってないだろ」
京子は床をゴロゴロと寝転がっており、結衣は雑誌を読んでいた。すると、京子がこんなことを聞いてきた。
「ねえ、結衣。あかりとちなつちゃん、どっちがいいと思う?」
「なんだよ、いきなり」
「いいからいいから」
そんな質問に結衣は悩むかと思いきや、意外にすんなりと答えていった。
「……あかりかな? ちなつちゃんは暴走するところもあるし……。大人しくていい子のあかりなら一緒にいたいと思ってる」
「やっぱ、結衣もかー」
「え?」
「前々から気になってたんだよねー。幼馴染としてあかりのことがさー。影薄いとか言ってたけど、ホントはあかりのことずっと見てきたの」
京子がそう答えると、結衣の方からも答えた。
「私もあかりのこと見てきたよ。あんまり喋っていないけれど……」
結衣も京子と同じく、あかりのことを見ていたと答えるのだった。すると、京子は嬉しそうにこんなことを答えてきた。
「じゃあさ! 今日、あかりが来たら2人で襲っちゃおうか」
「な、なんでまた……」
京子はカバンからあるものを出してきた。それは、なにかの薬や怪しげなものがあった。
「媚薬に、おとなのおもちゃ♪」
「そんなものいつから持ち歩いてたんだよ!」
「今日、持ってきたの初めてだよ♪」
「でも、ちなつちゃんが来たらどうするんだ?」
「あー、その時は……」
「おい……」
そんな相談をしており、今日はラッキーなことに、あかり1人だけであった。あかりを見てみると、置いてあったお茶をごくごく飲んでいた。
それを見た京子はニヤっと笑みを浮かべる。
(ふふ……、媚薬入りのお茶とも知らずに……)
(ほんとに効くのか? あの薬)
飲み終えるとあかりは2人の視線が気になり、2人を見た。
「あれ? 京子ちゃんも結衣ちゃんもどうしたの?」
「う、ううん!」
「なんでもないよ……!」
すると、あかりの表情が次第に赤くなり、弱々しく寝そべってしまった。
「あ、あれ……? なんか、力が……」
(おおう! 効いたみたい)
(本当に効果あったんだな)
薬の効果が効いたのを見て、京子は喜んでいた。2人はあかりの方へといき、様子を窺っていた。
「京子ちゃん……結衣ちゃん……なんだか体が熱いよ……」
(それで、どうするつもりだ?)
(よし、次はあかりを……)
ヒソヒソと話し合い、結衣はあかりのそばにいき、顔を近づけた。
「結衣ちゃん……?」
「あかり、ごめん!」
お互いの唇が重なり合い、大人の濃厚なキスをする。結衣の舌があかりの口の中に侵入し、その舌はあかりの舌、天井など絡みあっていき、数分キスをやり続けた。やがて、解放されると、あかりははぁはぁと言いながらぐったりしていた。
「ゆ、結衣ちゃ……どうしちゃったの?」
「ほ、ほら! これでいいだろ!(い、いかん……! あかりが可愛すぎてやりすぎちゃったな……)」
「お、おう……!(結衣、少しやりすぎだけど、ま、いいか)」
ぐったりしているあかりの手を結衣は抑え、京子は例の大人の玩具の1つ、バイブを取り出す。
「そ、その棒は……?」
「あかり、これで気持ちよくさせてあげるよー」
あかりの下着を脱がせ、バイブをあかりの陰部の中へと突っ込んだ。
「ひゃあ! い、痛……」
「痛いのは最初だけだよ」
最初は痛がっていたものの、京子はスイッチをつけ、バイブはブブブブブと震え始める。すると、あかりは電撃が通ったかのようにビクッと反応したのだった。
「んんん! なにこれ……? ああん!」
「あかりのここ、もうトロトロだよ」
「意外に変態なんだな」
バイブの振動は止まることはなかった。あかりのGスポットにあたっているのか、あかりはただ甘い声を出しつつ、やがてぶしゃあと大量の液体が吹き出てきた。
「ひう、んうう!」
液体ごと、バイブが出てきてしまい、あかりは動くことすらできず、ぐったりしていた。京子の人差し指があかりの陰部の中に入れていき、濡れていることをまた確認する。
「すごい、もうトロトロだね」
「で、どうするんだ?」
「続きは結衣の家で♪」
「おいこら」
結衣と京子は、そのままあかりを結衣の家に連れて行き、その続きをやることにした。