影を指す光

□バスケ部へGO!
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放課後…
 

『やっと終わった…一日が長かった〜』


そういえば、黒子君が放課後残って欲しいと言っていたっけ…。


「すみません。遅くなりました。」


申し訳なさそうに教室に入ってきた黒子君。


『あ…』


彼はユニフォームを着て立っていた。


黒子君、レギュラーだったんだ!


体育館行ったことなかったな…そう思いながら必死に黒子君についていくのだった。


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体育館からはシューズのキュッとなる音が響いている。


薄桜学園よりおっきいな〜


きょろきょろ見回していたら…


火神君を見つけた。


「春さん。」


気配が薄いせいか、私は黒子君に不意打ちされた。


『びっくりした〜黒子君驚かさないでよ;』


「すみません。でも監督が呼んでいるので…」


彼は私が悪いのに謝ってくれた。


そうされると私が罪悪感に埋もれてしまう。


「初めまして。上条 春ちゃん監督の相田リコです!!」


すごい勢いで来た監督さん。


すごいなぁ。


一つ違いだけでこんなに違うとは。


『初めまして!!


 な…なんで私の名前知ってるんですか?』


「決まってるじゃない!!


 新しくマネージャーとして入れる子を知らなきゃおかしいでしょ?」


……え?
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