Going my way!!
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マサラタウンにやってきたナツヤと焔心は、ポケモンバトルをしたシゲルと共に彼の祖父であるオーキド博士の研究所にやってきた。
「ここが、オーキド博士の研究所……」
『何驚いてんだよ。』
「いや、普通に驚くだろ!?こんなにデカいし広いし!」
「いきなり大声出さないでくれないかな?(黒笑)」
「ごめんなさい!(汗)」
そんな話をしながらシゲルは研究所の扉を開けて、2人を入らせた。
そして、真っ直ぐ歩いていき、1つの部屋の扉を開けた。
部屋の中にいたのは、1人の老人。
「じいちゃん、ただいま。」
シゲルはその老人に言った。
この老人こそが、カントー地方で有名な人物、オーキド博士だったのだ。
「おかえり、シゲル……ん?そこの子は誰かの?」
「は、はじめまして!俺はナツヤって言います!(やばっ、生オーキド博士!本物だよマジで!)」
「元気で良いな!ワシはオーキドじゃ。よろしくの……で、シゲル。何故ナツヤをここに連れて来たのじゃ?」
「それがな、ナツヤはポケモンの言葉が分かるんだって。」
「な、何じゃと!?それは本当か!?」
「え、ま、まぁ……」
「だから、アイツの事、何とかなるんじゃない?」
「うむ……」
「あ、あのー……」
ナツヤはおずおずと手を挙げた。
「何で俺をここに呼んだんですか?それにアイツって……」
「うむ……」
「君に、あるポケモンと話をしてほしいんだよ。」
「ポケモン?」
「そのポケモンは先日、ワシの研究所の前に傷だらけで倒れておったんじゃ。一命は取り留めたんじゃが、なかなか心を開いてくれなくての……」
「そのポケモンは何て名前っすか?」
「それが……カントーのポケモンじゃないんだよ。」
「他方の地方のポケモンだそうじゃ。」
「遠いとこからどうやって……」
「それも聞いてほしいんだ……はい。」
シゲルはナツヤに1つのモンスターボールを渡した。
「この中に……?」
「そうだよ。」
「では、頼むぞナツヤ。」
「……よし、出てこい!」
ナツヤは受け取ったモンスターボールを投げた。
出てきたポケモンは……
シンオウ地方のポケモン、ポッチャマだった……
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