素晴らしき未来へ
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ある高校のある体育館。
そこで、高校バスケの大会が行われていた。
−−−シュッ!
「「「ナイスシュートです!」」」
試合は決勝のようだった。
点差を見てみると、68対66。
タイマーは1分を切っていた。
「後1分!」
「ハァ……ハァ……!」
攻めているチームは、今のところ勝っている為、時間が来るまでパス回しで時間を稼いでいるようだった。
だが……
−−−パシッ!
「あっ!」
パスが甘かったのか、ディフェンスにカットされてしまった。
「ミナさんナイスカットです!」
「ッ、ミナシュート!」
ミナと呼ばれた少女はドリブルでリングに向かった。
タイマーは、後5秒……
「ミナさーん!」
4……
「ミナ!」
3……
ミナは3ポイントラインからシュートをした。
「お願い!入って!」
2……
「ッ……!」
1……
『ッ、入れ!』
−−−スパッ!
ボールは綺麗にリングに吸い込まれた。
そして、タイマーの音が鳴り響いた。
「「「ワァー!」」」
「勝ちましたよ!」
「ミナさんカッコいい!」
負けていたチームが逆転勝利をした。
「礼!」
「「「ありがとうございました!」」」
白熱とした試合が終わった。
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