読み物

□するがミステイク
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*台詞のみ





『もしもし、愛するものはBLと戦場ヶ原先輩、今は自室にてYシャツ一枚を身に羽織りBL本を熟読中!そんな私は神原駿河だ!』

「戦場ヶ原とBLはお前にとって同等の価値だったのか!?あとYシャツだけじゃなくて下着も着けろ!!」

『おや、素晴らしいツッコミだけでなく、下着を着けていない事まで察するとは…もしやその声は阿良々木先輩か?』

「これ僕じゃなかったら電話切ってるぞ…」

『まあまあ、ところで阿良々木先輩が電話してくるなんて珍しいな。何かあったのか?掃除なら5日程前にしてもらったが…』

「ああそうだ。神原、今日空いてるか?頼みごとがあるのだけれど」

『うむ、阿良々木先輩からの頼みごととあらば幾らでもどんな事でもどんな状況下であったとしても、無論聞くぞ』

「はは、助かるよ。いや実はさ、火憐ちゃんがまた神原に会いたがってるんだが…」

『何、火憐ちゃんがだと!?そんな事なら幾らでも!!私もまた会いたいと思っていたのだ!』

「そりゃ良かった。じゃあ早速で悪いんだが、手ぶらで良いからジャージみたいな動きやすい格好で家に来てくれ」

『な…手ブラに動きやすい格好、だと…!?行って良いのか!!』

「学校指定のジャージ上下に携帯持ってこい、以上!!」




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