黒バス(腐)

□プレゼント
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街を歩いていると

カップルが沢山いる。

大切な人を待っているんですが
こうしてカップルが沢山いる場所に
一人で待っているのって
なんだか悲しい気持ちです。

カップル達を眺めていると

後ろから抱きしめられ

「黒子っち、遅くなってごめんね」

と振り向くと

申し訳なさそうにシュンとしている

黄瀬君がいて

『大丈夫です、さっき来たばかりですから』

本当は15分くらい前に来ていた。

黄瀬君に心配かけたくなかったので

そう言った。

黄瀬君は僕が嘘をついているのが
わかっているのでしょう…
だって凄く心配そうに見て
抱きしめてくれているんですから…

「黒子っちの嘘つき、こんなに冷えてる」

そう言うと僕を暖めるかのように抱きしめている。

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