黒バス(腐)

□予感
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最近、火神君と一緒に過ごす時間が多くなっている

気がします。

階段を下りながら

そんなこと考えていると

「おーい、黒子」

後ろから僕を呼ぶ声がし

振り返ってみると火神君…。

「火神君ですか、なんですか?」

小さく傾げ相手を見つめると

「いや、お前の姿が見えたから…」

そう言って目を逸らす。

「火神君、この後マジバ行きませんか?」

ふと思い相手を誘い

「俺も誘おうと思ってたんだよ」

「ならちょうど良かったですね」

そう言って微笑むと火神は

少し顔が赤くなって目を逸らす。

「火神君、顔が赤いです」

クスクス笑いながら階段を下りていると

水で床が濡れていて落ちそうになると

火神君が

「危ないっ」と言い僕の腕を引っ張り

その反動で火神君が後ろに倒れた。


そのとき何かが触れた。

柔らかい…なにかが…

「えっと…火神君…」

相手を見ると火神君は

なにが起きたのか理解できず顔が赤くなっていて

それを見た僕も

自分でもわかるほど顔が熱く赤くなった。

「すみません、やっぱり先帰ります」

相手から離れ走り

しばらく走ったあと

自分の唇に触れ


「キス・・・したのでしょうか・・・」

思い出すとまた顔が赤くなり

明日どうやって顔を合わせたらいいのでしょうか…




-恋の予感-


-END-

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