*ダダダダン。
□*もじゃもじゃー
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「美南ぁーっテメェ取りすぎなんだよ!」
とある日のこと、暴れてしまい、ベッドが潰れてしまって今は小さい予備ベッドが1つしか無いという訳で。
「りょーたんがシロんとこいけばいーじゃん」
「シロんとこはもう人間が入れるスペースはねぇよ」
「じゃありょーたんは人間じゃないって事でもじゃ毛星人ね、バイバーイ」
「じゃあって何だ、もじゃ毛星人って言うな、バイバーイじゃねぇわ」
「あっちのソファーあたりで寝れば」
「布団ねぇだろ、風邪引くし」
「気になさらず!」
「そう言う問題じゃねぇよ!」
……
「もうここでいいよ…」
「わっちょーっりょーたーん」
「何んだよ」
「りょーたんのもじゃもじゃ顔に当たって痒いよ」
「はぁ!?じゃあ美南があっち向けばいいだろ」
「首にあたって痒い」
「だから、ずっとこっち向いてて」
「〜…!…はいはい」
文句の多い奴だ…目を閉じてさっさと寝ようとした。
チュ
「!?」
「ちょっ美南!?何だよ!?きゅっ急にっ」
「しーっシロ起きちゃう」