小ネタ


◆公園 

「フリッピー君♪」

太陽が真上に来たころ
公園の上空を飛行していた私は血の海にたたずむ彼を見かけて声をかけた

「気安く名前なんか呼んでんぢゃねぇよ」

くそが
ペッ

唾を地面に吐き捨て彼は僕を睨む

その頬が赤いのは私のドキドキしている気持ちと同じものを君にも感じていてほしいという私の妄想が見せる幻なんだろうか

2012/03/02(Fri) 22:22

[コメント書込]

[戻る]
[TOPへ]
[カスタマイズ]



©フォレストページ