腐れ文
□カッコつけたかっただけですスミマセン
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「スプレンディドさん、今日女の子とキスしたって本当?」
仕事帰りに遊びに来た私にフリッピー君は無表情で問いかけた
いったいどこから情報がもれたのだろうか
「えと、なりゆきじょう仕方なくだよ」
あの場にいたのはギグルスちゃんと私以外にトゥーシー君とランピー君ぐらいだからあの二人のうちどちらかだろう
御礼をしておかなくては
「嘘だね」
彼らをどうしてやろうか考えていた私に近づきながらキッパリと言い放つフリッピー君
私が下がるとフリッピー君がそれ以上に近づいてくる
距離が縮まるのに比例して焦りが大きくなる
入ってきたドアに背中が押し戻されこれ以上逃げられなくなったときには軽いパニック
あゎ わわゎ; ゎわ ああ;
怒ってる
めっちゃ怒ってる;
鼻と鼻とがくっつきそうな距離からじとめで睨まれる
「仕方なくじゃないよね?」
冷や汗がだらだらと流れてくる
確かにギグルスちゃんのおでこにキスする必要なんてなかったさ
だけど、ヒーローってさ、こう、何て言うか… わかる?
「助けたギグルスにキスするなんて
、キザったらしいんだけどやっぱスプレンディドだと超カッコいいんだよなぁWWW」
無表情なままトゥーシー君の声真似をするフリッピー君
そうか
犯人はトゥーシー君か。