06/15の日記

14:09
紫跡夜星
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キミは澄んでる人
その瞳は陰をみないように
光だけを観てきたんだね
触る物
なんでも輝くものへと
変えてしまうキミに
僕は恐怖さえ覚えるよ

助けてほしい
でも
自分が照らされるのを
本当は怖がってる

その白く優しい
手を差し伸べられたら
戸惑ってしまう
どうすればいいか
僕にはまだわからなかった
でも
後ろから抱きつかれた
寂しい背中は
ずっとキミを欲しがっているのに


話を聞いてくれる
その耳はなんでも聞き入れてくれて
不安さえも飛んでいってしまう
消え去るもの
なんでもすがってしまう弱虫な僕に
次はなにが無くなる

竦んでしまう脚
でも
キミが照らしてくれるのを
本当はずっと待ってる

ムラサキ色に
染められた空に両手
伸ばしてみても
なにも変わらないって事自分でもわかってた
なにもかも
包んでくれるキミに
本当は助けられていた事

もうすぐ夜が明けるよ
今度はなにを話そうか
キミに導かれて
答えを見いだすよ
本当の自分を見つけるために
抱きしめたいよ
される側じゃなくて
真正面から
キミの暖かさ噛み締めて

過去に
なにがあったかなんて
忘れられるように
染められた空に両手
伸ばしてみても
変わらなかったから

ずっと求めていたよ
キミが照らしてくれる事

僕は願う …
もう後ろは向かず

僕は願う …
前を向いて

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