空と雲と雨と
□第四話
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「そういやぁ、桜衣は銃専門じゃねーのか?」
「え、銃専門は俺しかいやせんよ、土方さん」
「おめーはバズーカとドS専門だろ」
「納得。さすが土方さん。ピンポイントですね」
あまりにも正論過ぎて、土方さんが一瞬輝いて見えました、まる。
「一応、剣も出来ますよ。
護身術程度なら。あくまでも私は銃のスペシャリストですから!」
「「自分で言うのか」」
「……あ、今日新品のガトリングガンが届くんだったー、試し打ちしたいなー、うん(真顔)」
「やめろ!これ以上屯所を破壊すんな!」
必死になって止める土方さんと、
「俺にも一回でいいんで、
貸してくだせぇ」
超興味満タンの沖田さん。
対照的だな……。
「桜衣ちゃん、なんか荷物がきてるよ」
「あ、ザッキー。ありがとう」
「……ていうか、その『ザッキー』って止めて、なんか嫌なんだけど。俺」
「桜衣はもう行きましたぜィ、山崎」
「…………」
続
(わ!新しいガトリングガンとバズーカとライフルだ!!)
(……よくこんな金ありますねィ)
(松平さまがプレゼントしてくれるんです)
(マジですかィ)