恋の嵐がやってくる
□04
2ﾍﾟｰｼﾞ/4ﾍﾟｰｼﾞ
「…嘉穂さー…」
「？何、真弓」
「恋、してる？」
「∑ぶふぉっ！！」
ま、真弓！？
マイフレンドよ、いきなり何を言ってるだよ！！
「だって～、最近よく宗像くんと一緒にいるじゃん！！違うのー？」
「何がだよォォォォォォ！！？」
「だから、付き合ってんじゃないの！？違うの！？つか付き合えよ！！」
「命令形！？横暴だよ、真弓！」
「面白そうだｓ……親友として、アンタに幸せになってほしいのよ！」
「『面白そうだし』って殆どモロに言っちゃってるからね！？」
台無しだよ、『面白そうだし』さえ無かったら素直に感動できるのに！
「でもさ、宗像くんのほうはまんざらじゃー無さそうだよね～(ﾆﾔﾆﾔ」
「ﾆﾔﾆﾔ顔やめて。切実に。頼むから」
「……でも、最近宗像くん、また人気上がってきてるんだよー？」
「……え、」
嘘、聞いたこと無いんだけど……！！
「なんかね、最近アンタとよく一緒にいるでしょ？……で、なんか宗像くん雰囲気丸くなった感がするらしいよ(by女子生徒Ａ)」
「……そう、なんだ」
「あれあれ～？ショックなの、ショックなんだよね！？(ﾆﾔﾆﾔ」
「ﾆﾔﾆﾔ顔ウザいぃぃぃぃぃぃぃ！！！」
思わず、真弓の顔を殴りたくなってしまったが、仕方無いから！！
誰でもあれはウザく感じるよね!!?ね!?