空と雲と雨と
□第三話
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「さーむーいー。マヨk……ゲフンゲフン、土方さんちょっとココア買ってきてくれませんか」
「おいテメェ、今マヨ方って言おうとしただろ?つか、お前キャラそんなのなの?」
「煩いな、早くココアを、買ってこい」
「5・7・5のリズム踏んでる!!」
「マヨ方さん、てゆぅか何でここにいるんですか」
「ふざけんな、俺の名前は土方だ……俺も一句できたわ」
「あーもう、冬なんてつぶれろ。いや潰そう。そしてついでに……」
「ついでに?」
「「(貴方/土方)を潰そ(うぜィ/っか)」」
「桜衣!!!総悟ぉぉぉぉ!変なとこで波長合わせてんじゃねーよ!テメェら切腹だコラ!!!!!!」
「きゃー鬼の副長だわー怖いー(棒読)」
今日はどうやら、いつもよりかなり冷え込んでいるらしく、桜衣はコタツの中でガタブルガタブルふるえていた。
ついでにいつの間にか現れた沖田もちゃっかりこたつの中に入っている。
「桜衣はそんなに寒いのが嫌いなんですかィ?」
「雪って簡単にそまるから……」
「……何に?」
「一般人共の足跡で」
「シリアス雰囲気ぶち壊しだよお前ら期待はしてなかったけどな」