*もしも皆が同じ学校だったら*

□Happy Sunday
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顔を上げると美人がいた。
びっくりして手に持っていたシャーペンを落としてしまった。


『ひっ、氷室さん…!こんにちは!!
あ、席どうぞ』

氷「ありがとうパウリちゃん」


アイスコーヒーをテーブルに置くと氷室さんはシャーペンを拾い上げて「緊張しすぎ」と笑った。
…不可抗力だ。


氷「前オレが言ったこと忘れた?
辰也でいいって言っただろ?」

『あ、じゃあ辰也さんで…//』


照れすぎて死にそう。
くすっと笑った顔がかっこよすぎて死にそう。


『ひむ…辰也さんも勉強ですか?』

氷「うん。
あっ、別の席空いたら移るから。
迷惑かけてごめんね」

『全然迷惑じゃありませんから!』


むしろありがとうございますと言いたいくらいだ。
適当な小話をした後、パウリと氷室はそれぞれペンを動かした。
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