*もしも皆が同じ学校だったら*
□ホラーにもってこい
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―――黒子の部屋
黒「雰囲気出すために電気消して冷房でもつけましょうか」
『ノリノリだね…』
黒「こういうの大事ですから」
そう言ってせっせと準備する黒子。
目輝いてる…
黒「では再生しますね」
『うん…』
DVDプレイヤーが起動して、著作権についての注意や製作会社の名前などが流れる。
あー無駄にドキドキする…
『っ!無理無理無理無理!!
見ちゃったうわーーー!!』
黒「まだ操作画面ですけど?」
一瞬心臓が止まった。
操作画面で不意打ちでドアップの女の人は反則だ。
インパクトが強くて目を伏せた今も脳裏に焼きついて離れない。
我ながら情けない…
黒「仕方ないですね」