*もしも皆が同じ学校だったら*
□火神家で勉強会
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黄「パウリっちーーー!!!」
ガバッ
『〜〜っ、黄瀬!?//』
大声で呼ばれ、タックルするように全力で抱きつかれた。
背中からすっぽりと抱きしめられ、一気に顔に血がのぼる。
黄「あっパウリっち照れてるー?
顔、真っ赤ッスよ?」
ニヤニヤと笑いながら頬を人差し指で突いてくる黄瀬。
こんなことされて照れない方がおかしいんじゃないの?普通。
緑「さっさと離れるのだよ。うっとうしい」
黄「ヒドッ!って、緑間っち、パウリっちと何してるんスか?」
緑「お前こそ何故ここにいる?」
黄「丁度この近くで雑誌の撮影してたんスよ。今はフリーッス。で、緑間っち達は?」
『これから火神と黒子と緑間で勉強会するんだ』
あれ?デジャヴの予感…
黄「ズルいッス!パウリっち、オレも混ぜて?」
『んー、い
緑「断固拒否する」
黄「ストレートすぎるでしょ!!
まっ、でもパウリっちが許可してくれるみたいだし、」
黄瀬は言葉を切ると、耳元に顔を近づけて、「いいッスよね?」と甘い声でささやいた。
『〜〜だからいいから!!そういうのも!!//』
耳に伝わった振動が何度もぶり返してどうしようもなかったので、さすがモデルだなという感想で片づける事にした。
緑「チッ…仕方ない。さっさと行くのだよ」
緑間の合図で一行は火神家へと向かった。