*もしも皆が同じ学校だったら*

□学校の怪談
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真夜中の学校。
校門の前に並ぶ5人。


『昼間はノリノリだったけど、夜ってなるとやっぱ恐いなぁ…』

火「ぁ?もっ、もしかして、マジになってんのかよ」

『…足震えてるけど?』

黄「パウリっちオレがいるから大丈夫っスよ!ね?」


ぎゅ、と手を握ってきたので心臓がはねた。
悪い…心臓に…


緑「黄瀬などアテにならん。安心しろパウリ。なぜならオレはラッキーアイテムを持っているのだから…フフ…フ…」


…キャラ大丈夫かな?
歯ガチガチ震えてるけど…


黄「てか緑間っち脇に抱えてんのなんスか!?気味悪いっス!!」

緑「人体模型だが?」

『不思議そうな顔すんな!!』


思わずツッコんでしまった。
アンタは何が恐いんだ!?
アテになんねーし!!


火「ったく強がんなよー」

黒「そうですね」

火「うおっっ!?」


やれやれと呆れた表情から一変。
さすが黒子。


黒「腰抜かさないで下さい。
人の事言えないですし、みっともないです」

火「うっ…」

黄「まぁまぁ。目的を見失っちゃダメっスよ。これから怪談を確かめに行くんでしょー?」



話はここから始まった――――





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