転校生
□歓迎会
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「とゆうわけだ!」
ニコニコ笑いながら放課後の教室に来て話をしている叔父さん…。
「名無しさんちゃん近藤さんと知り合いだったんだね」
『……ん……親戚………』
何故か…な!ぜ!か!あたしを背後から抱きしめている総司、右手は千鶴が握っている。
それを鬼の顔をした土方先生と一。
苦笑いの原田先生・永倉先生・平助。
『(見てるなら助けろ鬼)』
名無しさんの心の叫びが聞こえたのか、土方先生は睨む。
「まぁみんな今日は部活は無しだ!!俺の家に来るんだぞ?(ニカッ)」
「ちょ…近藤さん…」
「歳。今日は名無しさんくんの歓迎会なのだから…な?」
「近藤さんが言うなら…てめぇら今日だけだぞ!!」
「「わぁぁぁい」」
久々に来た叔父さん家。
千鶴はずっとあたしにべったり…先生達は仕事が残ってるらしく総司・平助・千鶴・一と生徒組で先に来た。
「名無しさんちゃん?名無しさんちゃんは炭酸飲む?」
『………飲まない』
すげぇどうでも良い事聞いてくる千鶴。
あれ?『…千鶴何書いてんの』って話しかけたら顔真っ赤にしてた。
「名無しさんちゃんの好きな物とか嫌いな物とかメモしてるの♪」
『あぁそぅ…』